昨日23日北京の人民大会堂で内外記者会見が開かれました。
3期目の就任が決まった習近平総書記(国家主席)がMC兼主役で常任政治局員6名を引き連れ壇上に登場し、それぞれを紹介する場面を台湾系youtube 全球大視野で 見ました。
昨日書きましたが67上68下(67歳は上任68歳は退任)の慣例に従わず、習主席は3期目、李克強前首相(党青団)と汪洋 前政商主席(党青団)は67歳で退任、その他高沢民派も一掃され習一強体制になったそうです。別紙で同日夜NHKの会見の報道が突然「電波の都合で映像が4分途絶えたそうです」が習一強なる表現が検閲にかかったとか?!
向かって右が次期首相と見られる李強氏

それでなくてもここ10年「戦狼外交」で台湾をはじめ東南アジアに強肩を振るってきた習政権ですがいよいよ党内に「歯止めをかける人材がいなくなり」独走です。鄧小平が言い出したとか「韜光養晦ーとうこうようかい(能ある鷹は爪を隠す)」はどこへやら軍部を見ても外交部を見ても俗にいうタカ派が名を連ねています。中国のたとえ話に「北に行くのに南門から一直線に出かける」のを諫めるのがありますが他人事ながら心配です。
ここでは語られませんが「新型コロナ対策」も変わらないようですね。
13億余りの人民の暮らしはますます大変な様な気がします。まあお手並みを(日本にも影響が大いにありそうです)はらはらしながらま守りたいと思っています。
写真:いずれもネット(全球大視野)より
時事通信:
【北京時事】中国共産党の習近平総書記(国家主席)は23日、人民大会堂で国内外記者と会見し、同日発足した最高指導部の政治局常務委員を紹介した。習氏は演壇で20分以上演説。中国に関し「客観的な報道」をするよう注文も付けた。
同日正午すぎ、政治局常務委員7人は習氏を筆頭に序列順でステージへ。習氏は3期目入りを果たし、側近らで人事を固めた安心感からか、足取りや話し方は終始落ち着いていた。記者からの質問は禁じられ、会見は約25分で終了した。
習氏の演説中、他のメンバーは直立不動の姿勢を維持。日本の官房長官に当たる中央弁公庁主任の丁薛祥氏は正面ではなく習氏の方にばかり視線を向けていた。
(引用終わり)