2日タス通信は「ウクライナとの国境に接する露西部ブリャンスク州に、ウクライナの妨害工作部隊が同州の2つの集落に侵入し、攻撃を開始した」と報じたそうです。ロシア側は、侵入したのは数十人規模で、民間人の死傷者が出たとしています。、ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は同日、ツイッターを通じ、「古典的な挑発だ」とウクライナの関与を否定しています。
朝スマホてチラッと見た情報では「ウクライナ軍のロシア義勇兵2千人」と有ったのが気になりました。これまでも国境を行き交い双方で小競り合いが有りけが人が出ていた様ですが、今回はかなり大規模に思えます。
ただしロシアによるプロパガンダ(宣伝工作)なのか、ウクライナ軍の統制不十分なのか真偽のほどは判りません。
ウクライナの東部地区ではロシア軍の死者をものともせずの猛攻でバフムトをウクライナ軍が撤退か? ほどの情報が有る程度の膠着状態ですから、状況を好転させると思われる手はどちら側もやる可能性が有ります。何だか嫌な情報ですね。次報を待ちたいと思います。
写真:ウクライナ破壊工作隊が侵入し交戦、ぺスコフ報道官「撃退へ対応中」
ロイター:
タス通信によると、ウクライナとの国境に接する露西部ブリャンスク州のボゴマズ知事は2日、ウクライナの妨害工作部隊が同州の2つの集落に侵入し、攻撃を開始したウクライナ破壊工作隊が侵入し交戦、ロシア報道官「撃退へ対応中」 と主張した。ロシア側は、侵入したのは数十人規模で、民間人の死傷者が出たとしている。露連邦保安局(FSB)は、国境警備部隊などが妨害工作部隊を排除するための戦闘を行っているとした。
ロシアによるウクライナ侵略では、双方が両国国境地帯での砲撃などを非難してきたほか、FSBは昨年12月、同州に侵入したウクライナの妨害工作員4人を殺害したと主張。ただ、露領土内で大規模な戦闘が起きたり、民間人の死傷者が出たりするのは、事実であれば初とみられる。
ロシア側の主張によると、妨害工作部隊の攻撃で民間人1人が死亡、子供1人が負傷した。妨害工作部隊が民間人を人質にしているとの情報もあるとした。
ロシア側の主張に対し、ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は同日、ツイッターを通じ、「古典的な挑発だ」とウクライナの関与を否定。同国メディアは、同国軍当局者が「妨害工作の事実を把握していない」と述べたと伝えた。
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