先月打ち上げ寸前に中止になり、ここをクリック⇒失敗か単に中止かで問題になったH3号機ですが昨日7日10時37分に飛び立ちましたが、その後第2エンジンに点火せず破壊指令が出され、フィリピン沖に墜落しました。
飛翔中のH3ロケット(ネットより))
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今回は完全に失敗ですね。残念です。JAXA関係の専門家のコメントでは「何が原因かすぐには特定できない」そうです。別紙でも有りましたが開発費2200億円を無駄にしない様しっかりと原因を究明して今後に生かして欲しいものです。
こうしてみると、米、中両国は別格にしてもICBM級のロケットを次々に打ち上げう北朝鮮の実力は侮れません。それはともかく日本近海なら残骸を回収してとなるところですが今回はフィリピン沖ではそれも無理だそうです。残った資料を分析して原因を突き止めて欲しいものです。頑張って下さい!
写真:発射直前のH3号機
FNNプライムオンライン:
新型国産ロケット「H3」の打ち上げに失敗。
JAXAは「早く飛び立つ姿を」と、次に向かっている。
JAXAは「早く飛び立つ姿を」と、次に向かっている。
総開発費およそ2,200億円。
9年の歳月をかけて宇宙へ飛び立った「H3ロケット初号機」。
9年の歳月をかけて宇宙へ飛び立った「H3ロケット初号機」。
その勇姿に、部品の開発を手掛けた国内のプロジェクト関係者は喜びに沸いた。
しかし、喜びは落胆に変わった。
JAXA担当者「ミッションを達成する見込みがないという判断のもと、指令破壊信号が送信された」
JAXAによると、予定されていた2段目のエンジンの着火が確認できず、打ち上げからおよそ15分後、ロケットを破壊する指令破壊信号が地上から送られ、打ち上げは失敗。
H3に燃料を送る配管を供給した愛知県のイセ工業・秋庭新吉社長は、「いやーショックだなー、あんなに喜んだのに。しょうがないけどなー。ロケットは上に打ち上がるしかないわけだから、もう一回、打ち上げにチャレンジしてもらうだけ」と話した。
JAXAは7日午後、会見を開き、「期待に応えられず、深くおわび申し上げます」と謝罪。
JAXA「H3」開発責任者・岡田匡史プロジェクトマネージャ「まだロケットから送られてきたデータをくまなく見ているわけではないし、原因のトリガー(引き金)になったところがよくわからない。原因を究明して、早くH3の飛び立つ姿を見てもらいたい」
(引用終わり)