王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

6日 元徴用工問題 韓国側が賠償肩代わりへ 岸田首相が解決策評価 月内にも日韓首脳会談

2023-03-07 09:38:31 | 外交
昨日6日韓国政府は「日韓の最大の懸案である元徴用工訴訟問題の解決策」を発表しました。
「韓国政府傘下の財団が、被告である日本企業の賠償を肩代わりする内容」です。ひと月ほど前?ですか、国内の熱気に影響されない様、欧州で日韓高官の会合が持たれた様ですが「数分で物別れ」との報道をチラッと見た気がします。何のため海外で秘密会議をしたのか? と不思議に思ったものでしたが「事実だったのですかね?」或いは「誰かのためにする偽情報だったとか?」良く分かりません。日本側は徴用工問題は1965年の日韓請求権・経済協力協定で「完全かつ最終的な解決」を定めているとするのが立場ですが、2018年、日本企業2社に元徴用工らへの賠償を命じる判決を下した韓国大法院(最高裁)が日本企業2社に元徴用工らへの賠償を命じる判決を下した事から両国の関係に様々な軋轢が生じました。
 尹錫悦大統領は世論の反発を覚悟の上で、相当に勇気のある決断をしたと思います。しかし政権が変わると別の理由で「政府間の合意事項が無視される(慰安婦問題がその典型)国柄(の韓国)ですから、以降未来志向で手をつないで往けるか疑問は残ります。1945年建国以来「反日こそ存在理由」できた韓国がこれを機にころりと変わるとは信じられません。まあバイデン大統領が韓国の発表を即時「大勇断だ」と讃えているほど危うい気がします。
まあ、「日本政府の謝罪や見返りの不十分」を理由にどこまで「未来志向が持ちますかね?」G7頃まででしょうか? 気になります。

写真:会見する韓国の朴外相=AP 

東京新聞:
【ソウル=上野実輝彦】韓国政府は6日、日韓の最大の懸案である元徴用工訴訟問題の解決策を正式発表した。韓国政府傘下の財団が、被告である日本企業の賠償を肩代わりする内容。これを受け、岸田文雄首相は同日、記者団に「日韓関係を健全に戻すものとして評価する」と語った。日韓両政府は、戦後最悪とも言われた関係の立て直しに向けて踏み出した。
 韓国の朴振(パクチン)外相は同日の記者会見で、日本政府による謝罪や日本企業の財団への自発的寄付などの「呼応」措置に期待感を示した。その上で「両国の葛藤を超えて未来へ進む最後のチャンスだ」と強調した。
 岸田首相は記者団に「歴史認識については、歴代内閣の立場を全体として引き継いでいる」とも話した。日韓外交筋によると、韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領は早ければ今月中旬にも訪日し、岸田首相と会談する方向で検討を始めたもようだ。
 解決策では、2018年の韓国最高裁判決で敗訴が確定した日本製鉄(旧新日鉄住金)と三菱重工業に代わり、韓国の「日帝強制動員被害者支援財団」が賠償金相当額を原告の元徴用工らに支給する。財源は、民間の自発的寄付などを通じて調達する。
 1965年の日韓請求権協定に伴う日本の経済協力で恩恵を受けた韓国鉄鋼大手ポスコなどが資金拠出を検討している。日本政府は徴用工問題が65年協定で解決済みとの立場で、賠償の性格を帯びかねない被告企業の寄付に否定的だったが、林芳正外相は6日、企業による自発的寄付は妨げない考えを示した。

 韓国外務省は元徴用工と遺族らの原告計15人のうち、13人に接触して意見を聞いた結果、「多くの遺族は問題の長期化に疲弊し、早急な解決を希望した」とも説明した。
 韓国メディアによると、日本の経団連と韓国の全国経済人連合会(全経連)は共同で、日韓の若者が交流するための基金を創設する方向で調整している。経団連の十倉雅和会長は6日の記者会見で、基金について「あらゆる分野でどういう協力ができるか検討したい」と話した。
 韓国政府は同日、半導体材料の輸出を規制した日本政府に撤回を求めて世界貿易機関(WTO)に提訴した紛争手続きの中断を発表した。日本政府が、安全保障上の輸出管理で優先措置をとる「ホワイト国(優遇対象国)」へ韓国を再指定するためとみられる。
◆韓国世論の反発必至 それでも覚悟の決断
 李元徳(イウォンドク)・国民大教授の話 韓国内では政府の解決策への批判が大きいと予想される。日本企業の財団への寄付があれば批判が緩和できるはずだが、日本側は現段階で応じていない。若者のための基金をつくると言ってもテーマが違い、納得しにくい面がある。尹錫悦大統領は世論の反発を覚悟の上で、相当に勇気のある決断をした。
 日本政府は企業の自発的な寄付は妨げないという。日本企業が後からでも財団の基金造成に参加してくれることが望ましく、今回の解決策の完成度が高くなる。そうでない場合、賠償を肩代わりした財団が被告企業に対して持つ「求償権」が火種として残る可能性がある。日米韓協力を外交目標とする尹政権の間は求償権を行使する心配はないが、政権交代があればその保証はない。ただ、基金に参加すれば求償権行使の大義名分はなくなる。 
(引用終わり)

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6日 大谷翔平はなぜ規格外のHRを打てるのか? 評論家が見る“膝付き弾”に詰まった極意

2023-03-07 09:32:06 | スポーツ
今朝NHKの朝ドラを見終わって「羽鳥慎一モーニングショー」にチャンネルを切り替えると、丁度大谷選手の2連続ホームランを取り上げ、良いところをハイライトしてくれました。前日夕刻ニュースで知っていましたが映像付きで何度も見せられると「さすが―!」と思いました。
藻類の途中で「両手を重ね捩じる動作」をするのが何だか分かりませんでした。今回WBC初参加のヌートバ選手直伝で、「こしょうを粉にするミルを使う動作」をする事でゲームに”気合を入れる” 頑張っていこう! みたいな気分を表しているのだとか!!
自鯖家もだんだん慣れてきたそうで、WBC本番では大活躍して欲しいものです。

写真:第2打席で3ランを放った侍ジャパン・大谷翔平【写真:GettyImages】 

フルカウント:
力と技が凝縮された衝撃の2打席連続ホームラン「あり得ない」
 野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(エンゼルス)は6日、京セラドームで行われた「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 強化試合」として行われた阪神戦に「3番・DH」で先発出場。衝撃の2打席連続本塁打で存在感を示した。メジャーリーグの解説も務める新井宏昌氏は「日本人のパワーじゃない。世界トップクラスの実力を改めて示した」と評価した。
 まさに大谷劇場だった。3回2死一、二塁の第2打席で低めのフォークに左膝をつきながら、バックスクリーン右へ3ラン。さらに、5回2死一、二塁の第3打席では142キロの直球に詰まりながらも右中間へ、2打席連続の3ランを放った。
 2018年のメジャーデビューから大谷をメジャーの解説者として見続けてきた新井氏は「これまでメジャーでも数々のホームランを見てきたが、まさに大谷だからこそ打てる一発だった。根っからのアーチスト。本当にいつ開幕しても大丈夫というところを見せてくれた」と、驚きを隠せなかった。
 力と技を見せつけた一発だった。第2打席で追い込まれてから放った“片膝片手弾”は「本来、片手を放してのスタンドインは(左打者なら)ライト方向はあるが中堅や逆方向は難しい。『何とか三振しない』と思い、捉える動きをするが、外野の頭を超えるのは普通ならあり得ない」と指摘する。
悩める大谷の打順は? 「彼には出塁じゃなく一発や長打を期待する」
 そして、第3打席は完全に詰まりながらのスタンドインだ。「ボールの球威に負けないパワーが勝った。本塁打の前のファウルになったスイングもそうだが、スイートスポットが広く、同じスイングを続けられている」と賛辞を送った。
 改めて、大谷の凄さを感じる1試合になった。世界トップクラスの打撃。本戦になれば他国からのマークは厳しさを増し、勝負されないことも考えられる。この日は3番に座ったが、1番の可能性も出てきそうだ。
 悩ましい大谷の打順。多くの選択肢があるなかで「当然、歩かされる場面はある。プレーボールは1番だが、打順が回りだしたら1番じゃない。逆に走者がいてくれたほうがいい。彼には出塁じゃなく一発や長打を期待する。1番じゃなく2、3番が理想ではないでしょうか」と新井氏。
 誰もが待ち望んだメジャー組の合流で、大谷が見せつけた2本の豪快アーチ。フルメンバーで快勝した侍ジャパンが、いよいよ本番モードに入った。3大会ぶりの優勝を目指すチームの中心になるのは、やはり大谷翔平だ。(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)
(引用終わり)
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7日 日経平均 大引け 3日続伸 71円高の2万8309円

2023-03-07 09:25:06 | 為替 ドル 株式
7日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、大引けは前日比71円38銭(0.25%)高の2万8309円16銭だった。
今日の日経平均は71円高で引けました。3日連続値上げの結果、昨年11月24日以来の高値だそうです。このところ3日或いは4日連続の上げ下げで800円から900円の値上がり・値下がりが続くと4ヶ月ほど前の相場が参照されるほど落ち着きがない市況と言えそうです。厳しいですよね!

日経新聞:
7日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、大引けは前日比71円38銭(0.25%)高の2万8309円16銭だった。 2022年11月24日以来の高値水準となる。足元の急伸で投資家心理が強気に傾いているなか、先高観を背景とした短期筋の買いが株価指数先物に入り、相場を押し上げた。 
〈以下省略)

ここからは前引け
7日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前日比115円56銭(0.41%)高の2万8353円34銭だった。
午前の日経平均は115円高で引けました。朝方は利益確定売りが先行したが、先高観を背景に「短期筋が先物を買い入れ相場全体をおしあげた」とコメントされています。引き続き後場を追ってみます。

日経新聞:
7日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前日比115円56銭(0.41%)高の2万8353円34銭だった。 朝方は利益確定の売りが先行したものの、先高観を背景に短期筋が株価指数先物に買いを入れ、相場全体を押し上げた。東証株価指数(TOPIX)も上昇し、2022年1月5日に付けた昨年来高値(2039.27)を上回った。 
〈以下省略)

ここからは寄り付き
7日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は、ここをクリック⇒前日終値(2万8237円78銭)を挟んで一進一退の展開となっている。 
今朝の日経平均は、寄り付き一巡後は110円高ほどで揉み合っています。
引き続き前場を追ってみます。

日経新聞:
7日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日終値(2万8237円78銭)を挟んで一進一退の展開となっている。
前日までの2日間で日経平均は700円超上昇したため、短期的な過熱を警戒した利益確定の売りが上値を抑えている。一方で、足元の急伸で投資家心理は強気に傾いており、先高観を背景にした買いで日経平均は上昇に転じる場面もある。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が小幅に4日続伸した一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は下落した。米株式相場の方向感が乏しかったとあって、日本株の持ち高を傾ける動きは限られている。
〈以下省略)
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6日 NYダウ平均 続伸、40ドル高の3万3431ドル…様子見ムード強まり小幅な値動き

2023-03-07 08:31:46 | 為替 ドル 株式
【ニューヨーク=小林泰裕】6日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は、ここをクリック⇒前週末比40・47ドル高の3万3431・44ドルだった。値上がりは4営業日連続。
今朝早朝閉まったNY株はダウ平均が」40ドル高・ナスダック総合は13ポイント高と共に小幅ですが上げて引けました。「FRBの金利引き締め策の方針を
見極めようと、投資家の間で様子見ムードが強まって」小幅な値動きにとどまったとコメントされています。

読売新聞オンライン:
【ニューヨーク=小林泰裕】6日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前週末比40・47ドル高の3万3431・44ドルだった。値上がりは4営業日連続。

米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めの方針を見極めようと、投資家の間で様子見ムードが強まって小幅な値動きにとどまった。

 IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は13・27ポイント安の1万1675・74だった。

(引用終わり)




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