王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

19日 UBSのクレディ・スイス買収、最善の解決策=スイス当局

2023-03-20 10:02:46 | 海外
19日(現地時間)スイス(財務当局)の仲介で「国内金融大手UBSによる同業クレディ・スイス買収」が成立した様です。
この記事は当局者である、ケラーズッター財務相は「救済措置でなく商業的な解決策だ」と強調しているように見えます。
取り敢えず大手金融機関に問題の金融機関を買収させ時間を稼ぐ」とはリーマンショック以降日本の財務当局がやってきた手ですからね。
恐らく新金融機関は「厳しい業務改革(不採算部門の切り捨てと余剰人員の整理)」を当局の指導で求められるのでしょう! その度合いと当局が出す?補助金或いは保証金の額の妥当性が、当局対スイス国民の間で起きる気がします。金融緩和下で金融機関の「緩い貸し付けは欧米の問題にとどまらず日本の地銀に及んでくる」と指摘している記事もチラッと出る様になりました。
この件がUBSの買収でめでたく落着か、冷めた目で見守る必要が有ります。

写真:UBSのクレディ・スイス買収、最善の解決策=スイス当局

ロイター:
[19日 ロイター] - スイスのケラーズッター財務相は、国内金融大手UBSによる同業クレディ・スイス買収について、救済措置ではなく困難な状況に対する最善の解決策だと強調した。
同相は最悪の事態を回避したと指摘。「これは救済措置ではない。UBSがクレディ・スイスを買収することから商業的な解決策だ」と記者会見で語った。
「クレディ・スイスが破綻すれば、スイスの金融市場だけでなく、国際的にも大きな打撃を与えるものになっていただろう」と述べた。
また、英国や米国の当局者と連絡を取っていたとし、「彼らはクレディ・スイスが全ての損失を抱えて破綻するのを実際に懸念していたため、この解決策を歓迎している」と語った。
スイス国立銀行(中央銀行)のジョルダン総裁は、解決策が迅速にまとまったことが極めて重要だと述べた。同中銀はUBSとクレディ・スイスに1000億フラン(1080億ドル)の流動性支援を行う。
総裁は「クレディ・スイスは規模と国際的なネットワークから世界的にシステム上重要な銀行に分類される」とし、「解決策はシステム上重要な機能を確実に維持するものだ」と述べた。
統合後の新会社を率いることになるUBSのコルム・ケレハー会長はクレディ・スイス買収について、素晴らしい機会だとの見解を示した上で、やるべきことが多くあると指摘。「クレディ・スイスから引き継ぐ困難な事業の多くでリスクを取り除くことになる」と語った。
クレディ・スイスの人員削減を議論するのは時期尚早としながらも、同社のスイス事業については非常に前向きな姿勢を示し、「素晴らしい資産で、維持するつもりだ」と述べた。
(引用終わり)

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19日 藤井聡太、棋王戦制し史上最年少6冠達成 20歳8カ月

2023-03-20 09:31:01 | 芸能
昨日19日「将棋の第48期棋王戦五番勝負(共同通信社主催)の第4局が19日、栃木県日光市で指され、挑戦者の藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖=が渡辺明棋王(38)=名人=に132手で勝ち、3勝1敗で棋王位を奪取した」と報じられました。
おめでとうございます。
この記事では6冠達成後、記念品でイチゴ(1+5=6)で6冠を祝される藤井王将が映っています。
さて、勝負は3勝1敗で渡辺明棋王(38)=名人=に勝ち、6冠を達成し、1994年に羽生善治九段(52)が24歳2カ月で達成して以来、史上2人目となるタイトル6冠を20歳8カ月で成し遂げた快挙を伝えています。
羽生さんのタイトル6冠の時、世間もずいぶん騒いだ記憶が有ります。それから考えると、まだ若い将棋の名人が出るのでしょうかね? それよりも7冠そして8冠を達成できるかが当面の関心事の様です。対局後、藤井王将は「実力的に足りないところが多いので(6冠の)立場にふさわしい将棋が指せるように一層頑張りたい。4月から名人戦はじめ重要対局が続くので、少しでも強くなりたい」と謙虚ですから、とりあえず4月には7冠目を戴くかも知れません。
もう一度頑張って下さい!!

写真:渡辺明棋王を降して6冠を達成し、対局後に記念品を手にする藤井聡太王将=栃木県日光市内のホテルで2023年3月19日午後9時14分、小出洋平撮影 

毎日新聞:
将棋の第48期棋王戦五番勝負(共同通信社主催)の第4局が19日、栃木県日光市で指され、挑戦者の藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖=が渡辺明棋王(38)=名人=に132手で勝ち、3勝1敗で棋王位を奪取した。藤井王将は、1994年に羽生善治九段(52)が24歳2カ月で達成して以来、史上2人目となるタイトル6冠を20歳8カ月で成し遂げた。渡辺棋王の連覇は10でストップし、保有タイトルは名人のみになった。
 藤井王将は8日の名人戦A級順位戦プレーオフに勝利し、名人挑戦権を獲得。4月5日に開幕する名人戦七番勝負では7冠に挑むことになる。終局後、藤井王将は「実力的に足りないところが多いので(6冠の)立場にふさわしい将棋が指せるように一層頑張りたい。4月から名人戦はじめ重要対局が続くので、少しでも強くなりたい」と気を引き締めた。【丸山進】
(引用終わり)

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19日 日経平均 寄り付き 小幅続落 16円安、米ハイテク株安が重し 半導体下落

2023-03-20 09:15:20 | 為替 ドル 株式
[東京 20日 ロイター] -      寄り付きの東京株式市場で日経平均は、ここをクリック⇒前営業日比16円00銭安の2万7497円13銭と、小幅に続落してスタートした。
今朝の日経平均は16円安で寄り付きました。前週末のNY株安を嫌い売りが先行している様です。寄り付き一巡後、95円安前後で揉み合っています。引き続き前場を追ってみます。

ロイター:
 [東京 20日 ロイター] -      寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比16円00銭安の2万7497円13銭と、小幅に続落してスタートした。その後、60円安付近に下げ幅を拡げた。前週末の米ハイテク株安を嫌気し、売りが先行した。もっとも、きょうは米国が休場でもあり方向感が出にくいとみられている。 主力株はトヨタ自動車が小高い一方、ソニーグループは軟調となるなどまちまち。半導体関連は軟調で東京エレクトロンが小安い。一方、三菱UFJフィナンシャル・グループは小高い。
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