王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

23日 東芝、混乱収拾へ最後の賭け 再建難航、非上場化に活路

2023-03-24 09:51:28 | ビジネス
天下の名門 東芝でしたが、ここ数年 ここをクリック⇒不正経理問題、米国原発のババ掴みや物言う投資家の参入などで経営方針の大筋が決められず、じり貧の所昨年10月依頼この3月をめどに「国内ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)による買収」を軸にあちこちと交渉してきた様ですが、23日か東芝関係マネージメントの了解が得られ各紙24日の朝刊で取り上げられています。
各紙の多くが有料記事になっていて全容が判らない中、この時事の記事が良くまとまっていますので参考にしました。
各紙東芝の建物やロゴを載せていますが大切なのは、金の出所と思います。
【図解】JIPの東芝買収資金案(時事の記事より)

2.2兆円でJIPが買収して、株式を非上場化する道を選択したとの報道です。西村経済再生相も「個別の案件には答えられないが、東芝は国家の安全保障に繋がる大切な会社」と非公式ながら応援している様です。
しかし、これで関係株主の意見がまとまるかどうかは乗り越えるため一山も二山も有る様で注目し続けないといけない様です。

写真:東芝のロゴマーク(ネットより)


時事通信:
東芝は国内ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)による買収を受け入れ、株式を非上場化する道を選択した。  「物言う株主」との対立で経営再建が手詰まりとなっており、株主構成を一新することで活路を開く考え。強くこだわってきた上場企業の看板を捨てるのと引き換えに、長引く混乱を収拾するため最後の賭けに挑む形だ。  東芝は2015年に不正会計問題が発覚して以降、迷走が続く。17年3月末には米原発事業の損失で負債が資産を上回る債務超過に陥った。東芝は2年連続の債務超過による上場廃止を避けるため、約6000億円の巨額増資を実施。増資を引き受けた海外ファンドは、大胆な株主還元などを求めて東芝側と激しく対立した。  東芝は21年11月、企業価値向上のためグループを3社に分割する計画を打ち出したが、大株主の反発で2分割に修正。22年3月の臨時株主総会でこの案も否決された。行き詰まった東芝は、保有株の売り抜けを狙う「物言う株主」の要求に応じ非上場化を含む再建策を公募する方針に転じた。  再出発を目指す東芝の現状は厳しい。既に医療機器事業や半導体メモリー事業を売却。14年度に6兆6558億円だった連結売上高は21年度には3兆3369億円と半分に縮小した。  東芝は主力のインフラ関連事業などに経営資源を集中させるほか、データを活用した新サービスにも注力して巻き返しを図る。そのためにも、非上場化で企業統治を抜本的に見直し、経営体制を安定させる考えだ。  ただ、全ての大株主がTOBに応じるか不透明な要素もある。世界的に金融市場が動揺する中、「今回を逃せば次の機会はない」(金融関係者)との声が漏れ、TOBが不発に終われば東芝の漂流は一段と長期化しかねない。  
(引用終わり)
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21日 ロシアに連れ去られた子供17人を救出 半年ぶりに親と再会

2023-03-24 09:30:28 | ロシア関連
他紙の情報と合わせると、21日ロシア軍が占領しているウクライナの地区連れ去られた多くの子供たちの内、17名がから17人の子供が慈善団体「セーブ・ウクライナ」の協力で救出され、22日、キーウ市内に到着して記者会見居応じたそうです。
17日、ここをクリック⇒国際刑事裁判所(ICC)は「ウクライナの子どもの違法連行をめぐる戦争犯罪の疑いで、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領に逮捕状を出した」事は情報として知っていましたが、冒頭の様な事実を告げられるとその驚きは衝撃的です。
救出された写真の姉と弟は記者会見で応答してますが「お姉さんはロシアの専横教育に反発、弟は楽しかった(部分も有った)」と答えている辺りは若いほど自己確立が十分にできず洗脳による感化が強い事を示しています。姉弟の一家は、ウクライナ南部ヘルソン市に住んでいた。同市がウクライナ軍に解放される1カ月前の昨年10月、1週間の予定で学校の教師とともに子供たちがクリミア半島に行ったあと、子供たちの消息が途絶えたそうで関係者はさぞ心配だったでしょう。
どのように救出がされたかは明らかにされていませんが、他にも同様な例が有る様で「早く救出しないと洗脳されてしまいますね」。恐ろしい事です。

写真:キーウで2023年3月22日ロシアから救出されたダイアナさん(右)を抱きしめる父親のデニス・ザポロジュチェンコさん=杉山正撮影 

朝日新聞:
ロシアの愛国歌を強制された――。
 ロシア軍が占領しているウクライナの地域から多くの子供が連れ去られている事件をめぐり、17人の子供が慈善団体「セーブ・ウクライナ」の協力で救出され、22日、キーウ市内に到着した。事件をめぐっては、国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)が17日、子供を連れ去った容疑でロシアのプーチン大統領に逮捕状を発行している。
 ミニバスから降り立ったダイアナさん(14)とニキータ君(10)を、父親のデニス・ザポロジュチェンコさんが泣き出しそうな顔で抱きしめた。デニスさんは「10月から子供に会えなかった。生きて無事に帰ってきてくれてうれしい」と言った。
 デニスさん一家は、ウクライナ南部ヘルソン市に住んでいた。同市がウクライナ軍に解放される1カ月前の昨年10月、1週間の予定で学校の教師とともに子供たちがクリミア半島に行ったあと、子供たちの消息が途絶えた。クリミア半島は2014年からロシアの占領下にある。
 ダイアナさんら子供たちは、半年間、クリミア半島西部のエフパトリアの施設に入れられたという。施設では1部屋に2〜5人の子供が寝泊まりし、学校もあった。子供たちは全員がウクライナ人で、1日3時限の授業はロシアの教育だった。「ウクライナに帰ると考えていたから、勉強はしたくなかった」とダイアナさんは振り返る。
(引用終わり)
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24日 日経平均 大引け 小幅続落、 34円安 欧米の金融不安や円高が重し

2023-03-24 09:20:14 | 為替 ドル 株式
[東京 24日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比34円36銭安の2万7385円25銭と小幅に続落した。 
今日の日経平均は34円安と小幅続落で引けました。後場は一進一退の値動きで大引けにかけ下げ幅を圧縮して終えました。

ロイター:
[東京 24日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比34円36銭安の2万7385円25銭と小幅に続落した。 欧米の金融不安や利上げ継続による米経済の減速懸念が重しとなり、指数寄与度の大きい銘柄の一角や金融株が軟調だった。円高も嫌気された。一方、米ハイテク株高を好感して買われた半導体株などが指数の下値を支えた。 日経平均は50円安と小幅安で寄り付き、午前中に一時前営業日比約160円安の2万7257円44銭まで下落した。午後は週末前の手掛けにくさもあって一進一退の値動きとなり、大引けにかけて次第に下げ幅を縮小した。 
〈以下省略)

ここからは前引け
24日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落し、大引けは前日比34円36銭(0・13%)安の2万7385円25銭だった。
午前の日経平均は34円安で引けました。「外為の円高・ドル安が重荷となって輸出関連株の一角が売られた」とコメントされています。一方売り一巡後は前日のNY株のハイテク株高の流れで、半導体関連株の一角に買いが有り下値を支えたと有ります。引き続き後場を追ってみます。

日経新聞:
24日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落し、大引けは前日比34円36銭(0・13%)安の2万7385円25銭だった。
外国為替市場での円高・ドル安傾向を受けた、海外短期筋などの散発的な売りが重荷となった。午前に下げ幅は一時160円を超えたが、その後は見直し買いや配当取り狙いの買いが入り、次第に下げ幅を縮めた。
24日の外国為替市場で円相場が1ドル=130円近辺まで上昇するなど円高が進行し、採算改善期待の後退から輸出関連株の一角が売りに押された。自動車株や鉄鋼株などの値動きがさえなかったほか、欧米の信用不安を背景とした金融関連株の下落も目立った。
売り一巡後は下げ渋った。前日の米株式市場でハイテク株が上昇した流れを引き継いだ、値がさの半導体関連株の一角への買いが指数を下支えした。週末を控えた売り方の買い戻しも入った。
〈以下省略)

ここからは寄り付き
東京 24日 ロイター] -   寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比50円99銭安の2万7368円62銭と、続落してスタートした。その後も下げ幅を拡大し、一時100円超安となった。 
今朝の日経平均は50円安で寄り付きました、寄り付き一巡後は60円安程で揉み合っています。今朝早朝閉まったNY株がダウ平均・ナスダック総合とも値上がりしていますから、どうなるか? 前場を追ってみます。

ロイター:
[東京 24日 ロイター] -   寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比50円99銭安の2万7368円62銭と、続落してスタートした。その後も下げ幅を拡大し、一時100円超安となった。
一方、前日の米ハイテク株高を受け、東京市場でも指数寄与度の高い半導体銘柄が堅調で、指数を下支えしている。
個別では、東京エレクトロンが2%超高、アドバンテストが1.7%高とそれぞれ堅調。主力のトヨタ自動車や三菱UFJフィナンシャル・グループは小安い。
(引用終わり)
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23日 NYダウ平均 反発、終値75ドル高…利上げへの警戒感和らぐ

2023-03-24 07:33:19 | 為替 ドル 株式
【ニューヨーク=小林泰裕】23日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は、ここをクリック⇒前日比75・14ドル高の3万2105・25ドルだった。値上がりは2営業日ぶり。
今朝早朝閉まったNY株はダウ平均が75ドル高・ナスダック総合は117ポイント高と共に値を上げました。
この日のコメントは「FRBの利上げに対する警戒感の薄らぎ、景気回復への期待」と有ります。日ごとにコメントが変わります。単に前日の下がり過ぎに対し戻り値期待の値戻しかも知れません。金融危機の実態がわかるのはこれからだと思いますがはて?どうでしょう。

読売新聞オンライン:
【ニューヨーク=小林泰裕】23日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比75・14ドル高の3万2105・25ドルだった。値上がりは2営業日ぶり。
 米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げへの警戒感が和らぎ、米長期金利が低下した。金利負担の軽減によって業績が上向くとの期待から、半導体大手インテルやIT大手マイクロソフトなどの銘柄が値上がりした。
 IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は117・44ポイント高の1万1787・40だった。
(引用終わり)
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