10日楽天グループが発表した2023年6月中間連結決算は、純損益が1399億円の赤字と報道されました。中間期の赤字は4年連続で携帯電話の基地局整備に向けた投資などが引き続き重荷になっているが、赤字幅は前年同期の1778億円から縮小した。
4月にはここをクリック⇒2022年度通期の連結決算(国際会計基準)」を発表何と最終利益が3728億円の赤字(前期は1338億円の赤字) 決算で世間の注目を浴びました。そしてその前月の3月には子会社の楽天モバイルの役員が300億円も詐取するとの、ここをクリック⇒不祥事が明らかにされその「ゆるふんー褌の締め込みが甘い・管理が甘い」ぶりも明らかになり世間を騒がせました。
この記事を始め多くのマスコミは半期の決算内容を報じているだけですが、業界の報道には厳しい見方もあります。
建物内でも電波がつながりやすい周波数帯「プラチナバンド」が今秋に国から割り当てられれば、年末にも顧客が利用できるようにする方針に付いても「仮にそうなっても先行2社に並ぶだけ(多分docomoとau)」と厳しい見方もあります。本社屋で無く社長の顔をだすべきでしょう!
半期決算の会場で三木谷社長(ネットから)
過剰投資ですから、素人目には有利子負債を減らすには「選択と集中」しかないと思いますが、三木谷社長は「個人資産を投げ出しても(携帯)事業を継続する」意向の様です。金融関係との綱引きが厳しいものの様ですね。
取り敢えず第3四半期にもう少し目に見える成果を見せて欲しいものです。
写真:楽天グループ本社=2020年、東京都世田谷区
共同通信:
楽天グループが10日発表した2023年6月中間連結決算は、純損益が1399億円の赤字だった。中間期の赤字は4年連続。携帯電話の基地局整備に向けた投資などが引き続き重荷になっているが、赤字幅は前年同期の1778億円から縮小した。
楽天は昨年5月に携帯の月額基本料を0円からとしていた料金プラン廃止を発表し、顧客が流出。挽回するため、今年6月に高速通信を無制限に使える地域を広げた新料金プラン「最強プラン」を導入した。
三木谷浩史会長兼社長はオンラインで開いた決算説明会で「解約数は劇的に改善している」と強調。解約が減少して自社回線サービスの契約者が8月中にも500万人に達するとの見通しを明らかにした。設備投資や広告宣伝費も抑制し、早期の黒字化を目指す。
楽天は、建物内でも電波がつながりやすい周波数帯「プラチナバンド」が今秋に国から割り当てられれば、年末にも顧客が利用できるようにする方針も明らかにした。
23年6月中間連結決算の売上高は、前年同期比9.5%増の9728億円だった。
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