この報道に因れば、島根県で唯一(だそうで)の一畑百貨店(松江市朝日町)が来年1月24日に閉店すると発表したそうです。
この記事はそうなると市民に長年親しまれてきて、百貨店の魅力の一つが「全国うまいもの博」や「北海道物産展」など、全国のご当地グルメや名物を集めた物産展ですが百貨店が閉店することが決まり、今後の物産展がどうなるかに付き調べた結果を書いています。
どうやら、もはや島根県では百貨店による「うまいもの博・物産展」の企画は難しい様で、隣接すると鳥取県に3軒ある百貨店とのコラボに期待をしている様です。
まあ、気持ちは判りますがこの考えどうでしょうかね??
間違えてはいけないので、この記事を書く前に島根県と鳥取県の人口とついでに横浜の区別の人口を見ておきました。
島根県はざっと66万人弱、鳥取県が54万人弱、一方横浜の港北区は市で最多の36万人、浜爺の住む隣りの青葉区で31万人です。
この横浜北部のNT周辺でも夜10時を過ぎると人通りもまばらになります。
島根県で商売にならないのに鳥取県で3軒も有って安定的に商売を続ける難しそうです。セブン&アイホールディング傘下の名門百貨店 西武やそごう でさえいろいろ工夫をしないと生き残りが大変な様に見受けられます。つい先ころ、池袋におけるグループの百貨店統合に(積極的でないと見られた)役員の後退が有った位です。
人口の減少して行く地方の中で、物の量を売る商売から質に根差した「サービスや地元文化の提供」の様な事を考え出さないといけないかも知れません。
微妙な気持ちです。
写真:来年1月に閉店か決まった一畑百貨店
まいどなニュース:
島根県唯一の百貨店で、市民に長年親しまれてきた一畑百貨店(松江市朝日町)が来年1月24日に閉店すると発表した。百貨店の魅力の一つが「全国うまいもの博」や「北海道物産展」など、全国のご当地グルメや名物を集めた物産展だ。百貨店が閉店することが決まり、今後の物産展がどうなるか気になる人も多いのではないか。うまいものに目がない記者もその1人だ。早速、調べてみた。
一畑百貨店では毎年、大型連休や秋などに、各地方の物産展を10回前後開催している。中には、1959年に開催された「出雲うまいもの大会」を皮切りに、島根と鳥取両県の物産協会が共同で主催する「島根・鳥取ふるさと特産まつり」など歴史あるものをはじめ、函館物産協会が主催し、北海道の食を集めた「北海道物産展」、全国のグルメが味わえる「全国うまいもの博」などがあり、毎回30〜40社が出展し、にぎわいをみせてきた。
一畑百貨店の販売促進部前田聡部長(52)は、今後の物産展について「10月に計画をしている物産展が最後になる。(物産展を開催する)催事コーナーはお歳暮コーナーに切り替わるため、それ以降は物産展を行う予定はない」と説明した。
物産展の中でも最も売り上げが大きいのが、大型連休に合わせて開かれる「全国うまいもの博」だ。日本テレビ系列の地元テレビ局が全国各地で開く人気企画で、一畑百貨店では日本海テレビ(鳥取市園町4丁目)が主催する。2010年から毎年、これまでに12回(22年は新型コロナウイルス禍で中止)開かれ、毎回約40社が出店した。今後の実施はどうなるのか、主催者の日本海テレビに聞いた。
日本海テレビの山下修司事業部長は「全国うまいもの博は百貨店という括りでしか行わないため、今後、 島根県で行うことは難しい。値段の高い商品も扱っているためターゲット層は、百貨店を利用する層と考えられる」と話した。残念ながら島根で実施は難しいようだ。一方で「代わりに鳥取県にある百貨店で同規模のうまいもの博を行うことを現在検討している。早ければ、来年の大型連休に全国うまいもの博ができないかと計画を進めている段階だ」と続けた。山陰両県では、一畑百貨店以外に鳥取県に三つの百貨店がある。これまで「うまいもの博」の開催経験がないため、同じ規模で開催できるのか、今後検討をするという。山陰での可能性は残っているようだ。
(以下省略)