この3日ほど千葉県東方沖を震源とする小さい地震が繰り返し報じられます。
今朝も9時頃「白いテロップで同じ方面での地震速報」が有りました。
いずれも横浜の北側の我が家では揺れるほどの感じはありませんが、老妻は「防災グッズ」を点検していました。
能登半島地震の大被害からはや2か月ですが、現状回復さえもままならぬ様で、用心は必要すね!
ただ千葉県東方沖の地震の起きる仕組みは能登半島地震のそれといささか違うそうで少しはホッとしています。
政府の地震調査委員会によると、2月28日までの3日間で最大約2センチのスロースリップが発生したとみられ」そうで収まって欲しいものです。
写真:スロースリップの起きる仕組み
読売新聞:
千葉県東方沖では2月26日から地震活動が活発化しており、フィリピン海プレートと陸側のプレートの境界面が緩やかにずれ動く「スロースリップ」(ゆっくりすべり)と呼ばれる現象が影響している可能性がある。
四つの陸と海のプレートが重なり合う日本列島周辺では、海のプレートが陸のプレートの下へ沈み込んでいる。両者の境界面周辺にたまったひずみが限界に達すると、断層が1秒間に1メートル前後の高速でずれ動き、陸地で揺れが生じたり、津波が発生したりする。これに対しスロースリップは、境界面や断層が数日から数年かけて動く。
政府の地震調査委員会によると、2月28日までの3日間で最大約2センチのスロースリップが発生したとみられる。千葉県東方沖では過去にもスロースリップを伴う地震が発生したケースがあり、今回の地震も関連があるとみて調べている。
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