この記事は17日の昼の投稿です。すると現地時間にすると16日のかなり早い時点でトランプ大統領の身内の敵、ここをクリック⇒象徴的存在である現職のリズ・チェイニー氏(56)が、トランプ氏が推す弁護士のハリエット・ヘイグマン氏(59)に大敗したと報じられました。
CNNによれば「開票率99%時点の推定得票率は、ヘイグマン氏が66・3%、チェイニー氏は28・9%と、ダブルスコア以上の大差」だそうですからトランプ派の圧勝ですね! ただワイオミング州は圧倒的な共和党の地盤ですが、人口が国内最初の為、下院議員の割り当ては1名で、安芸にはこの議席を巡って民主党との戦いになる様です。
報道は反トランプのリズ・チェイニー氏(56)が敗れた事が主題でチェイニー氏の写真まで添えてある記事が多い所にマスコミの視点が感じられます。
トランプ派かどうかはともかく、共和党が民主党からの政権奪還の戦いが厳しくなってゆきそうで、まだまだスキャンダルの暴露合戦の様なものが起きるかもしれません。見守りたいと思います。
写真:米連邦下院選のワイオミング州共和党予備選に向けた集会で、トランプ前大統領(右)の支持を受け、握手するハリエット・ヘイグマン氏=米ワイオミング州キャスパーで2022年5月28日、AP
毎日新聞:
米西部ワイオミング州で16日、11月の中間選挙に向けて共和党の候補者を絞り込む連邦下院選予備選の投開票があり、トランプ前大統領(76)の党内の政敵として象徴的存在である現職のリズ・チェイニー氏(56)が、トランプ氏が推す弁護士のハリエット・ヘイグマン氏(59)に大敗した。AP通信などが報じ、チェイニー氏も演説で敗北を認めた。トランプ氏の影響力の大きさが改めて浮き彫りになり、中間選挙や2024年の次期大統領選もトランプ氏を中心に展開する公算が大きくなった。
米CNNによると、開票率99%時点の推定得票率は、ヘイグマン氏が66・3%、チェイニー氏は28・9%と、ダブルスコア以上の大差となっている。
チェイニー氏は21年1月に起きたトランプ氏の支持者らによる連邦議会襲撃事件を巡り、20年大統領選の「不正」を根拠なく訴え続けたトランプ氏の責任を強く追及し、事件当時現職だったトランプ氏に対する弾劾決議案に賛成した。さらに、事件を調査する民主党主導の下院特別委員会にも、共和党下院指導部の方針に反して参加した。
今回の選挙戦では、ヘイグマン氏をトランプ氏の言いなりだと批判し、「他の候補者は20年大統領選が『盗まれた』などと言っている。偉大な共和国を脅かすがんのようなものだ」と訴えていた。父親のディック・チェイニー元副大統領も「娘が真実のために立ち上がったことを誇りに思う」と全面的に支援した。
チェイニー氏はトランプ氏と距離を置く共和党の伝統的な主流派から支援を得て、21年1月以降に約1500万ドル(約20億円)の政治資金を集めた。さらに、トランプ氏に批判的な州内の民主党支持者が党派登録を共和党に変更し、チェイニー氏に投票する動きも起きた。
しかし、ワイオミング州は20年大統領選でトランプ氏の得票率が全米で最も高かった州で、民主党と歩調を合わせてトランプ氏を批判するチェイニー氏は大きな反発も招いた。トランプ氏は22年5月に州内で政治集会を開き、ヘイグマン氏への支持拡大を後押しした。また、チェイニー氏は6月以降に下院特別委の公聴会でメディアへの露出を増やす一方、「地元での活動が少ない」との不満が高まり、事前の世論調査ではヘイグマン氏が大差でリードしていた。
ヘイグマン氏は11月の本選で、民主党候補らと議席を争うが、ワイオミング州は共和党支持者が圧倒的に多いため、勝利が確実視されている。ワイオミング州は全米50州で最も人口が少なく、人口に応じて議席が配分される連邦下院選では1議席を争う。【米ワイオミング州ジャクソンホール秋山信一】
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