昨日21日夕刻TVのニュースショーを見ていたら伊豆七島の神津島だかに夏の観光客が大勢押し寄せ島の「無料キャンプ場」を使うのは良いのだけど炊事の塵や資材まで捨てて行ってしまい島民は困っている。止むを得なく無料は閉鎖して「有料キャンプ場」へ誘導を図っているが一部の不心得者は民有地に入り込んでキャンプやら夜まで花火やばか騒ぎで困っているのだと!!
同じ21日の別報道では沖縄県の竹富島(前島諸島の石垣島から高速船で10分)では来月1日から竹富島を訪れる観光客から任意で「入域(島)料」として1人当たり300円を徴収すると町長と関係が発表しました。
人口360人-70人、戸数200戸の島に年間50万人も観光客が訪れれば景観も損なわれるだろうし新興ホテル業者などの進出で地域まとまりにひびが入るかも知れません。どうやらこの入域料の設定に至るには有名な星野リゾートの宿泊施設の進出が底辺に有るようですが石垣/竹富島の政治風土の事は全く分かりません。 汗>
こんなすてきなところを水牛車が島めぐりの様です。レンタサイクルも有るようです。

いろいろ問題が有り、強制でなく任意の様ですが、捕らぬ狸ならぬ目論見で4割の徴収料で「景観の維持や土地の買戻し等」を図るそうです。
罰則が無ければ「違法行為を何でもやる心無い観光客(或いは非住民)」を規制するには些かの負担が必要な様です。そういえば富士山でも任意の入山料の徴収が始まっているんですね。こちらは暴走外国人も加わっていますから一段と大変でしょう!! 観光地の住人と観光客が知恵を出し合って「折り合えるルールができる」事を期待しています。 頑張って下さい!!
写真:竹富島
沖縄タイムズ:
沖縄県の竹富町(西大舛高旬町長)は来月1日から、地域自然資産法に基づき、竹富島を訪れる観光客らに任意で「入域(島)料」として1人当たり300円を徴収する。年間約50万人の観光客が訪れる島は豊かな景観が損なわれる危機に直面していることから、自然環境の保全活動や開発業者などに渡った土地の買い戻し資金に充てる。同町によると、同法に基づく「入域(島)料」の設定は全国の自治体で初めて。■任意で徴収
西大舛町長と運用を担う竹富島地域自然資産財団の上勢頭篤理事長、竹富公民館の内盛正聖館長が21日、町役場で記者発表した。
徴収方法は、石垣市美崎町の石垣港離島ターミナルと竹富港ターミナル内に券売機を設置する。入島後の券の確認作業などはない。導入から1週間に限ってはキャンペーンとして、島の風景などの図柄をあしらったしおりや、手のひらサイズの島の民具を贈る。
入域料の設定は2014年に自然環境の保全及び持続可能な利用の推進などを定めた同法の制定がきっかけ。
公民館が町に働き掛け、17年9月に行政や島民、有識者らで構成する協議会を設置し、具体的な計画案を作成した。ことし5月には委託先の同財団を立ち上げ、6月議会で関連条例を可決した。
■集落を取り戻す
町などは当初、船舶の運賃に組み込み、年1億5千万円の徴収を見込んでいたが、協力金としての徴収の線引きが難しいため断念。券売機の場合、これを下回ることが想定されるが、町は「最低限の事業をするためにも40%の6千万円の徴収を目指したい」とする。土地買い戻しの活動資金については別途、全国に幅広く寄付金も呼び掛ける方針。
西大舛町長は「島がますます発展しモデル地域となる島になってほしい」と期待した。上勢頭理事長は約40年前に入島料を断念した経緯を振り返り「島の長年の夢が実現できると大変喜んでいる」、内盛公民館長は「かつての集落を取り戻し、子や孫に良い島としてつなぎたい」と話した。
県内では伊是名と伊平屋、渡嘉敷、座間味の4村が島に渡る際の「入島税」として法定外目的税を導入している。