昨日24日大分県の臼杵市議選(定数18)で同日開票されたそうです。
その中で、若林純一氏(62)=無所属=が、候補者21人中最下位で落選が決まったと報じられました。同氏は昨年9月の市議委員会でマスクを着けなかったり、鼻を出して着用したりして、委員長の指示にも従わなかったため、マスクなしでの発言を禁止され、その後議員辞職勧告が可決されましたが議員を続け、今年の2月には「表現の自由を主張」し、裁判沙汰に発展していました。
その地裁の場には「マスクをしない支持者20名程が傍聴席に居たそうですから、コロナ対策にマスクをするかどうかは意見がいろいろある様です。それはともかく前回3位で当選の若林氏は最下位落選で「一つの結論が出ました」。地方都市の市議選で有権者数は3万2050人、投票率は63・82%だそうですから、都下の市議選で投票率20%以下なんて市が有りますから、まあ立派なものです。民主主義とは誠に「歯がゆい部分も有ります」が今回は市会議員選挙が問題を解決した様です。
木下富美子元都議は事情が違いますが、議員辞職勧告を出され、尚職にとどまり、仕事と議員報酬の釣り合いが問題になり、ここをクリック⇒ついには辞職しました。
いろいろな考えの方が国、市町村の議員になる機会が増えています。まずしっかり人となりを見守る事と議会も細かい規定が必要かもしれません。
写真:「マスク着用の仕方を理由に発言を禁止した処分は表現の自由に反する」などと訴えた訴訟の第1回口頭弁論後、記者会見を開いた若林純一氏(右)=2022年2月25日午後3時37分、大分市中島西1丁目
朝日新聞:
大分県臼杵市議選(定数18)が24日に投開票された。コロナ禍で市議会が申し合わせていたマスクの着用を一人だけ拒否し、議員辞職勧告決議を受け入れなかった若林純一氏(62)=無所属=が、候補者21人中最下位で落選が決まった。
前回市議選で若林氏は1334票を獲得し、22人中の3位で3選を決めたが、今回の得票は465票にとどまった。当日有権者数は3万2050人、投票率は63・82%だった。
開票所の体育館にもマスクなしで現れ、ビデオカメラを手に開票状況を見守っていたが、市選管の開票速報で落選を知ると足早に引き上げた。
若林氏は、昨年9月の市議委員会でマスクを着けなかったり、鼻を出して着用したりして、委員長の指示にも従わなかったため、マスクなしでの発言を禁止された。
これに対し、「マスク着用の仕方を理由に発言を禁止した処分は表現の自由に反する」などとして、市議会と市に処分の取り消しなどを求める訴訟を大分地裁に起こしている。(村上伸一)
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