この記事は今朝23日8時の配信です。
この写真は有名になりました〈ネットより)
まず日本の報道と違うのはアゾフスタリ製鉄所の攻防についても「ハエ一匹飛ばない様に包囲せよ」とのプーチン大統領の発言にも拘わらず「同製鉄所の湾口部分で500人の脱出が成功」と言ってましたし、メインパネラーの呉社長によれば「西欧側の退役軍人や志願者による外国人部隊が製鉄所外に居て夜間の攻撃を少人数のユニットで行っている」のだから、完全制圧とは名ばかりだ!と語りました。又東部のドンバス地方の包囲戦ではウクライナ軍の少人数のユニッとが「無人偵察機と無人攻撃機」の組み合わせで既に800両のロシア軍タンクと装甲車類を破壊し、戦闘機とヘリを数機づつ撃墜したとも報じてます。
英国のミサイル装甲車
155ミリりゅう弾砲
これらが戦線に届いて効果を上げていると思われます。
アゾフスタリ製鉄所の制圧が出来なく、ドンバス方面の勝利が見込めなくて、どうやって東部と南部の戦線をつなぐことが出来るか?! とウクライナ寄りの発言でした。その話の後にこの記事のモスクワ近郊の航空宇宙軍研究所の火災と露中部イワノボ州にある大規模な化学工場でも火災が起きた話を引用し「ロシア指導の高級部署で内紛?」としてました。そうかどうかは判りませんが、「ウクライナ東部、南部での第二次攻撃に水を差す出来事なのは間違いありません。
まだ勝敗の帰趨は付いていない様です。
写真:21日、モスクワ近郊トベリで、航空宇宙軍研究所の消火にあたる消防士(AP) 【読売新聞社】
読売新聞オンライン:
タス通信によると、モスクワ北西のトベリ州にある露国防省の研究施設で21日に火災が発生し、6人が死亡、24人が負傷した。施設は露軍がウクライナ侵攻に投入している短距離弾道ミサイル「イスカンデル」や、防空ミサイルシステムの開発に携わっており、出火の背景に関心が集まっている。
露捜査当局は出火原因について、配線の老朽化に伴う漏電の可能性を指摘した。
この日は、露中部イワノボ州にある大規模な化学工場でも火災が発生した。負傷者は伝えられていない。
露軍は、ウクライナと隣接する自国領が「ウクライナ軍の攻撃を受けた」などと主張してきた。だが、21日の2件の火災については、ウクライナを名指しする声は上がっていない。
(引用終わり)