ヒロシの日記

たくさんの人たちの幸福を願いつつ、常に自然な生き方を望む私の日記です。

やっかいなソラマメの病気

2007-05-10 22:41:35 | 日記
ソラマメは莢も実(種)も立派ですが、とても弱々しい作物です。

ソラマメは花の咲く頃が一番勢いが強いのですが、結実して莢が付く頃になると株の勢いが無くなり、このように病気で黄色くなったり葉を落としたりの衰えが目立って来ます。
栄養を実に取られるせいもあるのではないかと思いますが、一週間前までは一面青々としていた畑がこのようになってしまうこともあります。
但し、今年はここだけが酷い状況で、今の時点で他には殆ど被害が出ていないことが幸いです。

やはり病害が出ているそこから近い場所の株

上の写真の場所は実は初めてマメ類を作付けした場所ですから、普通であれば連絡障害は考える必要がありません。
しかし現実としてこのように出てしまったことは、必ず原因がありますので畑をやっていられるうちに突き止めたいものです。
因みに被害のあまり出ていないところは、その殆どの面積がソラマメの作付けに間を一年置いたものですが、農業の常識であれば間違いなく「マメ類の連作」に該当します。
それでも病気の発生がない理由はただひとつ、堆肥のような熟成有機物の大量施用しかありません。
その場所には前年のコーンを中心とした大量の夏作作物の残渣を堆肥化したものをやはり大量に仕込んであるからです。

堆肥などの有機肥料を大量に仕込むことで連作障害が緩和されるとはどこにも書いてありませんので、ある意味ちょっとした発見です。
最もどのガイドブックでも有機物の施用を薦めていますので、それに忠実であれば結果的に多くの障害が緩和されることになるのですが。
コメント
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