私の母方の叔父は静岡で農業をしている。
駿河湾が目の前に拡がる山の畑ヶで、米は作らず野菜を中心にした地力を生かした有機農業だ。
小学生の頃は、よく母親に連れてってもらって、出来ないながらも手伝いの真似事などもした。
叔父はその頃はミカン専業農家で収穫の時期である秋が一番忙しかったのだが、そのミカンが愛媛だとか、他の地方のブランドに押されるようになってからは、野菜中心の切り替えたため、結果として一年中忙しく働き回ることになってしまった。
もちろん野菜も値段は安いので市場には出さず、もっぱら直販の道を探ることになったのだが、その方法のひとつとして叔父は無人販売を選んだ。
写真はその叔父の家の裏手に設置したもので夏の品揃えであるが、盛りともなればここには種々の野菜が100袋を越えて並ぶのである。
ご覧の通りの一袋100円だから一年を通してスーパーよりは間違いなく安い。有機肥料をたっぷり使ったものを朝の取立てで並べているから品質も最高だ。
私はいつもこれを見る度に憧れを感じる。
そこには安くて美味しいものを追い求める精神が込められているからだ。
いつか私もこうして作品を並べてみたいと思っている。
しかし今住んでいるようなここでそれをするのは実に相応しくないことだというのも分かっているので、ただただ憧れるだけなのではあるが。。
駿河湾が目の前に拡がる山の畑ヶで、米は作らず野菜を中心にした地力を生かした有機農業だ。
小学生の頃は、よく母親に連れてってもらって、出来ないながらも手伝いの真似事などもした。
叔父はその頃はミカン専業農家で収穫の時期である秋が一番忙しかったのだが、そのミカンが愛媛だとか、他の地方のブランドに押されるようになってからは、野菜中心の切り替えたため、結果として一年中忙しく働き回ることになってしまった。
もちろん野菜も値段は安いので市場には出さず、もっぱら直販の道を探ることになったのだが、その方法のひとつとして叔父は無人販売を選んだ。
写真はその叔父の家の裏手に設置したもので夏の品揃えであるが、盛りともなればここには種々の野菜が100袋を越えて並ぶのである。
ご覧の通りの一袋100円だから一年を通してスーパーよりは間違いなく安い。有機肥料をたっぷり使ったものを朝の取立てで並べているから品質も最高だ。
私はいつもこれを見る度に憧れを感じる。
そこには安くて美味しいものを追い求める精神が込められているからだ。
いつか私もこうして作品を並べてみたいと思っている。
しかし今住んでいるようなここでそれをするのは実に相応しくないことだというのも分かっているので、ただただ憧れるだけなのではあるが。。