他の品種も似たようなものなのかも知れませんが、今の時期に収獲した安納芋は、常温の一週間くらいで簡単に芽が出てしまうのです。
10月5日に収獲した安納芋は一週間後から芽が出始め、9日経過した今日の時点ではこのようになってしまいました。これでは出荷も出来ませんし、もちろんそのまま置いておくことも出来ません。
今までそれに気づかなかったのは、サツマイモの収穫は11月に入ってからが殆どであることと自家用や種芋用として手元に残しておくものは、ギリギリまで遅く収穫したものが殆どだったからです。
しかし、大根の右隣の安納芋を片付けないと最後となる大根の5本目の畝を立てることが出来ませんので、全てを無料で持ち帰ってもらうつもりで収穫しました。
小さいものや細いもの、虫食い跡や傷のあるものは、先行して無料野菜にしましたが、その前に水をかけてざっと泥を落とすようにしています。
サツマイモの畝は、この畑では長さが12メートルくらいなので、掘り上げ→泥落とし→無料野菜の箱行きを繰り返しつつ収穫作業を続けます。
安納芋の収穫は午後の3時間かけて、やっと最初の畝が残り3分の1になりました。
既に無料野菜用は沢山ありますが、コンテナに入れて持ち帰ったものも長く置くことが出来ませんので、水洗いして品質などを確認した後は、殆どがまたここの補充用となります。