昨日の木曜日は作業などの予定もなく、一日フリーです。
週間天気予報を見ると、梅雨入りしているので雨と曇りの日が続くようです。
14日木曜日だけ晴のマークが出ています。
こりゃあ、バイクで走るしかないでしょ!
前日の夜に、退職して時間が取れそうなあきさんを誘います。
すぐに「行きましょう!」の返事がきました。
9時半に道の駅「かなん」で待ち合わせ。
早めに起きてバイクを点検します。
サベージで行くつもりですが、長い間乗っていないのでバッテリーあがりが心配でした。
今度のバッテリーは、当たりだったみたい。
軽やかにセルが回り、一発でかかりました。
かなんの駐車場へ着くと、バイクは我々の2台だけです。
流石、平日ですね。
行き先は、硫黄の香りがする湯泉地温泉「滝の湯」に決めます。
台風の被害による道路復旧工事のこともあって、道の駅「大塔」から南方面はしばらく走っていません。
ツーリングの記事を見ると、工事箇所はあるものの通行は支障がないみたい。
河南グリーンロードから河内長野・橋本を経由して、紀ノ川の南側の道路を走ります。
遠回りになりましたが、初めての道を走るのは、ワクワクします。
国道168号線に合流して、南へ南へ・・・
「タバコ休憩やで!」と言って写真撮影を
気温は21~25℃で湿気もないツーリング日和で、快適そのもの。
トンネルでは、入った時は「気持ちエエ~」ですが、長いトンネルだと「寒い!」と感じるほど。
休憩のたびに「今日は気持ちエエな~」と言葉が出ます。
ボチボチ、バイクの整理をしようかなと考えたりしますが、今日のような日に走ると手放せないですね。
谷瀬の吊り橋あたりは、台風の爪跡が残っています。
自然の力の凄さを、まざまざと見せられた感じです。
それに対抗するように、小さな人間がコツコツと工事をして少しずつ改修していくのも凄いことです。
お昼ご飯は、蕎麦に決めてあります。
道の駅「十津川」の2階にある食堂の蕎麦が食べたいのです。
一般的な蕎麦の美味しさはありません。
素人が作ったような蕎麦なのです。
麺の幅は不揃いだし、太い麺は口に入れた時の食感もモッサリしています。
でも、それが懐かしいような気持ちを起こさせてくれるのです。
もう、長い間来ていませんでしたが、メニューが変わっているような・・・
おろしぶっかけ蕎麦と親子丼(小)のセットメニューを頼みました。
出てきたのは、美味しい蕎麦でした。
細くて揃った、冷水でしめた歯触りの良い麺です。
本当なら喜ぶべきことなんですが・・・
残念!というのが正直な気持ちです。
今の業者は、3年ほど前から村から受託したそうです。
食べられないのが分かると、余計にあの蕎麦が食べたくなるのが不思議です。
自分で蕎麦を打てば、その味に再会できるかもしれませんね。
十津川温泉郷では、源泉かけ流しを宣言してから毎年の恒例のイベントが実施されています。
今年は5軒の温泉が無料で入れるというものです。
湯泉地温泉「滝の湯」「泉湯」、十津川温泉「庵の湯」「星の湯」「昴の郷温泉プール」です。
今年は、台風災害から道路や温泉が復旧したことを感謝する意味も込められているそうです。
期間は、6月20日~7月1日までです。
これとは別に、「がんばろう みなみ大和」のパンフレットの中に温泉施設クーポンがあります。
ほとんど100円引きか、1割引きですが、湯泉地温泉「滝の湯」と十津川温泉「庵の湯」は無料です。
こちらの期間は、11月30日までとなっています。
パンフレットは、道の駅に置いてありました。
ツーリングの目的地にしては如何でしょうか。
入る予定の滝の湯は、木曜日が定休日でした。
せっかく無料となっているのに・・・ついてない、残念!
近くにある「泉湯」は公衆浴場ですが、源泉は滝の湯と一緒ということです。
ちゃんと露天風呂もあって、これで400円です。
ほぼ貸し切り状態で、のんびりと温泉を満喫できました。
平日は道路も施設も空いています。
これからは平日にも時々走ることにしよう!