堺市の花、ハナショウブ(花菖蒲)を観てきました。
12日が田植えでした。
朝6時から準備をはじめ、夕方まで掛かりましたが作業は終わりました。
二人の息子は休みが取れず、ほとんどの農作業は一人でやるので時間がかかります。
やれやれ・・・といった気分です。
その日は相当疲れたのでしょう。
起きているのが辛くなって、珍しく11時にはお布団の中でした。
翌朝は5時前にスッキリと目が覚めました。
友だちの家に行く用事があったので、そのついでに白鷺公園に寄っていきます。
昨年よりも一週間遅いので、見ごろは過ぎているかもしれません。
自転車なので、軽いキャノンの一眼レフを提げていきます。
来るのが2週間早ければ素晴らしい花が見られたことでしょう。
少し残念な気持ちもありますが、まだ鑑賞できる状態でした。
枯れた花を摘み取るなどの手入れが良いのです。
午前9時だというのに、太陽の照りつけがキツイです。
花の周りには日陰がないので、時々木陰で休みます。
80歳を過ぎたアマチュアカメラマンと少し話ができました。
手の自由が利かないので、手持ち撮影ができないとのこと。
三脚を立てて、2台の一眼レフカメラで撮影されていました。
目も悪くなってピント合わせが難しくなり、ファインダーを2倍に拡大する器具を付けての撮影です。
この日に撮られた写真の少し見せてもらいましたが、素晴らしい作品でした。
「ただ長いこと撮っているだけ・・・」と謙遜されていましたが、一枚一枚を大事に撮っておられるのが良くわかります。
アングルや絞り・シャッタースピードなどを考えながら、じっくりと撮ることが上達の秘訣のような気がしました。
大きな白鷺が2羽いました。
名前のとおり、昔は白鷺がたくさんいたとのことです。
子供の頃、近所の大泉池にも数えられないくらいの白鷺がいたのを覚えています。
飛び立つところを撮りたくて、我慢の子で待ちました。
その瞬間が来てシャッターを押すのは、快感ですね。
知り合いの方が、毎日のように公園にやってくるのがわかるような気がしました。
今年もまた、城北公園の花菖蒲を観ることができませんでした。
楽しみにとっておくことにします。