久しぶりにオーディオの話題です。
少し前まで、アンプをつけない日がないほどの音楽漬けでした。
最近は野暮用が多いだけでなく、音楽を聴く気持ちにならない日が続いていました。
居間で過ごす時間が多かったのですが、「一番の楽しみを忘れちゃいかん!」と自分に言い聞かせ自分の部屋へ入ります。
オーディオ装置が待ってくれていたような、不思議な感覚になりました。
しばらく聴いていると、音楽に引き込まれるのではなく、再生音楽への不満が出てきました。
「もっと音を良くしたい!」
「さらに良くなるはずだ!」と考えます。
オーディオは終わりなき探求であり、これが趣味人の宿命なのかもしれません。
以前、DACの電源をスイッチング電源(アダプター)からアナログ電源に換えたら、とても良い結果が得られました。
パソコンとDACとの間にUSBアイソレータを入れると音質が改善されることは以前に書きました。
「アイソレーターもアナログ電源に換えたら、さらに良くなるかもしれない」と考え、日本橋へ行くと、耳寄りな情報をもらいました。
「バッテリーを使う方法もある」という話です。
ご自身が小型アンプの電源を充電池に変えたら、良い効果が得られたとのこと。
小型システムなのに、JBLの大型システムと比べても違和感がなかったそうです。
右はデジカメのケースです
価格は15,000円程で、アナログ電源の部品代よりも少し高いけど面白そうなので試すことにします。
リチウムイオンバッテリーで容量は23,000mAHもあるので、 度々充電しなくても済みそうです。
出力電圧は5V・9V・12V・16V・19V・20Vに切り替えできます。
仮に、アイソレーターで良い結果が出なければ、小型アンプやモバイルに使えるという安心感もありました。
アイソレータを組み込んだ時のような劇的な変化ではありませんが、良い方向に働くようです。
上手く表現できませんが、音楽が静かになったような印象を受けます。
真夜中の小音量で聴く時の方が良さが分かります。
小さな変化です。
でも、この変化がライブソフトからの感動をより深めてくれるのです。
こんなお遊び、如何ですか?