ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

二人で登山

2015-02-09 21:47:05 | アウトドア・スポーツ


今日は朝から冷えました。
お昼ご飯に外へ出ると雪がちらついていて、こんなに寒くなるとは思いませんでした。
金曜日の夜、「日曜日は雨の予報だし、樹氷登山は明日が今シーズン最後のチャンスかも!」と話します。
テニスの予定でしたが、急遽変更して金剛登山することに。

急な計画なので、参加できるのはラムちゃんとあっしの二人だけです。
二人ともいつも連れて行ってもらう立場なので、道案内が不安です。

登山では、おいら2さんがいつも先導してくれています。
「自分一人でも登れるようにならなくては!」と思いながら、頼り切っています。
話をしながら登るので、同じルートを何度歩いても覚えていません。
前を歩く人の姿と、足元ばかり見ているようです。

不安はあるものの、土曜日で登山客が多いので足跡があるし、後を付いていけば大丈夫と考えていくことにしました。
登山口の駐車場に車を止め、10時に登り始めます。
何度か登った、滝があるツツジ尾谷ルートです。

      



              
                 思わず微笑んでしまった落書き
    

風のない青空が広がる好天気です。
これまでで最高の樹氷がみられた前回と同じようなお天気です。
「ヒョッとしたら氷瀑が見られるかも?」と期待していましたが、雪は少なく望み薄です。





              
                  滝の前で撮影する人を上からパシャリ!

それでも冬の滝を感じるニノ滝を見ることができました。
「これが今シーズン最後の雪の滝やね!」の声が聞こえます。
昨年の雪に囲まれた滝とは違った表情が見られて満足です。


ここから急な坂を登りきって、やや平坦な道を歩いている時にアクシデントが起こりました。
凍った岩の上に雪が積もっていて、そこに足をかけたラムちゃんが足を滑らしました。
少し窪んだところへ転倒した時に、足を捻ったみたい!

膝あたりに痛みがあるので、冷凍用パックに雪を入れて冷やすことにします。
あっしが持っていた膝サポーターで、それを包みます。
来た登山道を下山するのは膝への負担が大きいので、とりあえず頂上を目指します。
痛いはずですが、2本のポールを使って少しずつ登ります。
2時間半かかって山頂に到着しました。
よく頑張りました。
男性よりも女性の方が・・・いや、ラムちゃんは根性があります。



頂上は樹氷が少なくて残念。
木についた氷が解けて、バラバラと頭に落ちてきます。
お昼ご飯は、ホカホカカイロで包んだおにぎりとカップ麺です。
いつもの鍋はできず残念でしたが、運動後に野外でいただく食事は美味しいです。



             
                ソリで楽しむ子供たち
             
                山頂広場は賑やか~

下山は、どこのルートを通っても、痛めた膝では無理があります。
幸い、金剛山にはロープウェイがあるので利用することにします。
駅まではフラットな道ですが、山頂広場から30分以上も歩きます。
四半世紀ぶりの乗車ですが、利用者は多くて満杯でした。
ロープウェイが到着すると、ホッとしました。


   足を引きずりながらロープウェイへ向かう
        
            山頂駅から望む
              
                  到着!

今回は谷へ滑落する事故ではなく、大事に至らなくて良かったですが、今後に繋げる反省すべき点がありました。
初心者は低い山や慣れた山でも単独登山は避けるべきですね。
トラブルやアクシデントに見舞われることを想定して、出来るだけグループで行動すべきでしょう。
登山を安易に考えず、滑落しないように一歩一歩慎重に足を踏み出すことが大事です。
あっしの歳にもなると平衡感覚が鈍り、バランスが悪くなるので尚更です。
色んな場面をシュミレーションして、万が一に備える必要もあります。

あっしのような初心者は、ベテランと行動を共にする方が一番いいようです。
おいら2さん、これからもお世話を掛けま~す^^@