立派なホール 観客数はこの8倍ほど
大阪音楽大学短期大学部の卒業演奏会へ行ってきました。
大阪音楽大学は今年で創立100周年を迎えるそうです。
おめでとうございます。
遡れば、10年近く前から毎年卒業演奏会を楽しませていただいています。
あっしは卒業生ではありませんが100周年を心からお祝いし、『ちから強く生きる“音楽人”をここから』という宣言を守っていただきたいと願っています。
ザ・カレッジ・オペラハウス
夜は出にくい状況ですが、土曜日16時からの開演だったのでネットで申し込みをしました。
会場はいつものザ・カレッジ・オペラハウスです。
ホールに入ると、大きな会場であることもあってガラ空きです。
頂いたパンフを見ると、一番楽しみにしていた「ポピュラーコース」の演奏がありません。
電子オルガンの演奏も期待をしていましたが、演奏者3名と例年に比べて少ないです。
帰ってから大学のHPを見ると、コースがなくなっていないので該当する学生がいなかったのでしょう。
電子オルガン、ジャズに続いて、作曲・ピアノ・管楽器・声楽の各コースからえらばれた卒業生が披露しました。
2年間の努力の積み重ねを感じることと、緊張した面持ちで演奏する初々しさが卒業演奏会の魅力でもあります。
演奏してくれた方々が、将来、どのように活躍されるかと考えるだけで聴く楽しみが増えます。
ジャズ演奏のセッティング
音響調整ミキサー
来られているのは、演奏者のご家族や友人、現役の学生と音大を目指す高校生が多いように見えました。
以前に伺ったジャズコースやポピュラーコースの卒業演奏会は超満員で活気がありました。
出演者は無論のこと、観客も一緒になって盛り上がりました。
舞台に立った卒業生は席に観客が少なく、寂しいと感じたはずです。
一般の方にも聴きに行っていただいて、たくさんの方の大きな拍手で演奏を称え、励ましてあげてほしいなと思いました。
卒業生の皆さんの音楽関係先への就職は厳しいものだったことでしょう。
一般企業で就職されても、音楽を学ぶことを通して人間にとって大切なものが得られたことが活きると信じます。
収入や地位にとらわれない、心豊かな素晴らしい人生を歩まれますように!