梅雨が明け、夏になると畑の野菜への水やりが大変です。
雨水を溜めたタンクから如雨露に水を入れて、何度も往復します。
夕方とはいえ、夏だと汗だくになります。
以前から、何か良い方法がないだろうかと考えていて、ようやく完成しました。
小型のエンジンポンプがありますが、何年も使っていなかったので始動しません。
修理しようかと思いましたが、諦めました。
2サイクルエンジンで排気音がうるさいので、住宅地の中では気がひけるからです。
電気モーター式のポンプを探しますが、なかなか用途に合う物がみつかりません。
井戸用のポンプはデカすぎて、タンクの貯蔵水はすぐになくなりそう。
風呂から汲み出すポンプは小型で良いけど、送れる水量が少なすぎます。
ホームセンターでたまたまピッタリのポンプを見つけました。
ナカトミのハンディポンプNP-250Tです。
吐出量が40L/分とちょうど良く、価格も1万円ほどと安価です。
農業用ガレージには電気がきていないので、小型発電機で試してみます。
4サイクルエンジンなので迷惑なほどうるさくはありませんが、重量がありガレージからタンクまで毎日運ぶのは億劫です。
バッテリーの12V電源をインバーターで100V電源にする方法を思いつきました。
タンク横のケースに入れれば、いちいち運ぶ必要はありません。
ポンプのモーターは小さいので、この電源容量でも余裕です。
キャンプツーリング用のBOXを再利用
バッテリーの下にあるのがインバーター
雨水タンク、散水ホースに繋いで試運転。
ホースは20メートルもありますが、十分な勢いで水が出ます。
運転までの接続、後片づけの手間はありますが、如雨露で水撒きと比較するととても楽です。
これで水を欲しがる時期が来ても、苦になることなく水撒きができます。