今日、親父の乗っていたダイハツのミラを処分しました。
車が大好きだった父でした。
95歳を過ぎても車に乗っていたので、警察から運転免許証を返納するよう説得されたいと言われたのを思い出します。
病院へ連れていって、痴呆の症状が出ているからと運転は止めましょうと説明してもらったこともありました。
それでも運転を止めないので、交通事故が心配で車を取り上げました。
しばらくすると、また車を運転しているのです。
結局、同じ車を3台も買いました。
近所のディーラーと中古車販売店を回って、車を買いに来たら必ず連絡してくれるようお願いしました。
父が亡くなって4年ほど経ちましたが、処分しないまま放置していました。
我が家にも1台ありますが、全く乗っていません。
BMWのZ3を手放したこともあり、重い腰をやっと上げました。
軽四の自動車税は安いとはいえ、乗ることのない車を保有するのはもったいない話です。
走行距離は3万キロ、機関・塗装とも良い状態を保っています。
しかし、十数年を過ぎた車の買取りは難しいので、スクラップ処分としました。
車の買値はありませんが、廃車の手続きや引き取りの費用はなしで引き取られていきました。
まだまだ乗れる車をスクラップにするのは忍びないですが仕方ありませんね。
父が事故もなく乗れた車なので、いつものとおり洗車・ワックス、車内の清掃を2日間掛けてピカピカに仕上げました。
綺麗にしたことで、すっきりした気持ちでお別れできました。