先週の月曜日(13日)、朝起きると頭痛がする。
風邪の時の痛みとは違っている。
「ズキン!」という痛み。
すっと痛いわけではなく、何かの拍子にズキンとするのだ。
高校時代の友人が脳梗塞だったと聞き、まさかと思いながらも不安がよぎる。
そのうち治るだろうと数日過ごしたが、ちっとも良くならない。
結構強い痛みが出るので、動く気にはなれない。
翌週は祝日が多いので、早めに専門医に診てもらうのが良さそう。
総合病院のHPを見ると、「先ず、掛かりつけ医の診察を受けてください」とある。
「脳神経外科」をググって、検査設備が整っているクリニックに電話する。
翌日の金曜日(17日)の朝一番の予約がとれた。
脳神経外科は患者が少ないから予約が取れたのだろうと思ったが違った。
受付が終わって待っていると、次から次へ患者が来院。
はじめての方が多く、予約なしで来たようだ。
30分もしたら、待合室は満席。
診察とMRI検査を受ける。
この検査はしたことがなく、お袋の検査に付き添ったことがあるだけ。
親戚の二人がくも膜下出血で亡くなったが、耐えられないほどの激しい痛みだと聞いている。
足元はしっかりしているし、頭もふらつかないから大丈夫だと自分に言い聞かせる。
多少の不安はあるが、何故か円筒の機器の中に入っていくMRI検査が楽しみ。
金属類の時計や磁気ネックレスなどを外して、検査台に上がる。
U字型の枠に頭を入れると固定され、ヘルメットが被せられる。
検査台が動いて、円形の中に入っていく。
磁気が発射される音が連続して聞こえる。
同じ音ではなく、周波数が違っていて、SF映画の世界にいるような気になってくる。
痛みは全くないし、不快感もなし。
30分ほどの検査で、初のMRIを満喫?した。
検査の結果、脳腫瘍や血栓は見られないと聞き一安心。
脳には白い影が映っていて、加齢による脳の老化であるらしい。
年に1回はMRI検査が必要らしい。
病名は「後頭神経痛」で帯状疱疹や疲れが溜まることによって引き起こされるものだと説明を受けた。
3種類の薬を服用しているが、随分と良くなってきたみたい。
納車されたキャプチャーにはほとんど乗っていないので、明日は少し走ってみよう。
脳内の異常はないので、安心して走れるのが嬉しい。
70歳を迎えて、いろんな不調が出てきている。
これを超えれば、80歳までは元気に過ごせるだろうと信じることにした。
先ずは明日から・・・
(画像はネットから借用しました)