束の間の青空

 

異常気象が続いている。

線状降水帯の発生により、各地で記録を塗り替える大雨が降っている。

 

河川の氾濫や土砂崩れが起こり、命の守るための行動が求められる状況にある。

幸い、あっしの住居区域は氾濫しそうな河川は近くにないし、平地なのでがけ崩れの心配はない。

 

それでも毎日のように雨が降り、畑は水が引かず水田のよう。

今日も夜明け前に激しい雨。

屋根などに打ちつける音で目が覚めたほど。

雨だと外に出る気がなくなり、家の中で過ごすしまう。

 

昼過ぎになると、明るい日差しで部屋が明るくなった。

夕方、ウォーキングで外に出ると青空が出ている。

真っ青な空と白い雲、何日ぶりだろう！

これだけで、気分も明るくなってくる。

 

畑の近くまで来ると、入道雲が見えた。

開けた場所へ移動すると、雲に日が差して綺麗。

雲が白く、キラキラ光ってみえる。

 

眺めていると、子供の頃の記憶が浮かんだ。

雲を見て、似ている動物や物を想像するのが楽しかったなぁ。

この雲は「亀」かな？

 

　　帰り道、南の空にはお月様！

 

2時間ほど経つと、空が暗くなってきた。

日の入り時刻が早くなっただけでなく、黒い雲が広がったからだ。

風呂に入っていると、雨の音がしだした。

 

束の間の青空だったけど、気持ちよく散歩ができて良かった。

早く前線が日本列島から離れて雨が止み、災害の危険性がなくなってほしい。