レカロシートを取り付けたので、試走することに。
エンジンを掛けると・・・な、な、なんとエラーメッセージが!
試走はやめて、改善策がないか調べることに。
「ESC故障!」「スタート/ストップシステム故障!利用できません」「ヒルホールドアシスト:利用できません」「ACC:利用できません」
「Audiプレゼンス:システム故障」と次々にメッセージが表示されます。
放っておけないエラーなので修理に幾らかかるやろか?と心配になります。
シートを自分で取り付けて費用を節約したのになぁ~と・・・気分は完全にブルー。
取説やネット情報を調べますが、参考になるものが見つかりません。
仕方なく、休日にアウディのディラーに向かいます。
少し走ってふと表示板を見ると、エラーメッセージが消えているではありませんか!
道路脇に車を止め、エラーが出た部分を試してみると、正常に機能しています。
あぁ、良かった~~!!
取り付けの際、念のためにバッテリー端子を外したのですが、その影響でエラーメッセージが出たようです。
走行することで、コンピュータが機能確認できたのだと推測します。
その足で、購入したトライアルに向かいます。
スペーサーを一つ入れましたが、座席の位置が低いみたい。
あっしの運転姿勢の場合、シートの前と後の適正な高さをどの程度調整したら良いのかを教えてもらうためです。
後ろ側はスペーサーを2個追加し、前はそのままで良いだろうとのアドバイスでした。
トライアルでは、純正シートに座った位置を機械で読み取り、そのデータを基にレカロシート取付けを調整するんだそうです。
そのため、1回目の取付後の修正は少ないのでしょうね。
自宅に戻ってシート調整をします。
シートを外して、車内でアドバイスのとおり高さ調整をします。
何度か走ってみると、まだシート高が低いです。
シートの前側をもう一段上げるのが良さそうな感じ。
車内でシートを裏返して作業
面倒ですがもう一度調整します。
後ろ側のスペーサー増やそうとしたら、ネジの長さが足りません。
トライアルに電話すると、スペーサー3個以上を止めるネジは販売されていないとのこと。
強度的なことで、スペーサーは3個までとしているとのこと。
トリプルスクエア
狭いので、これらのレンチ+トルクレンチが必要
自己責任で上げようとしましたが、ピッタリ合う市販のネジはありませんでした。
シートの前だけ一段上げました。
この設定で背もたれの角度を起こしてしばらく走ってみることにします。
これで慣れたら良かったのですが、何かシックリきません。
腰痛持ちだからこその拘りがあったのでしょう。
今日、4回目の調整をしました。
シートアップができないので、フロアとシートとの間に市販のワッシャを入れることにします。
後ろ側に2ミリのワッシャを2枚かまします。
フロアとシートとの固定部分(これは前側)
真ん中のワッシャを使用
結果は上々、体にしっくりくる座り心地です。
体とシートが一体になれたような感覚なのです。
たった4ミリの調整でも、こんなにも大きく感触が変わるんですね。
自分で取り付けたからこそ、満足いくところまで追い込めたんだと思います。
ここでようやくDIYしたメリットが出ました。
あっしは腰痛が酷いので、微妙なセッティングが求められるようです。
バックレストは寝かし気味なので、専門業者でも一発で合わすのは難しいと思います。
最初に取り付けた時は、初めてのことで悪戦苦闘という感じ。
その後の調整は慣れたので、少しずつ追い込むことができました。
今はピッタリ合わすためには、自分で取り付けるのが一番だと思えます。
それにしてもヒロさん、技術職でもよかったかもね!えー仕事しましたなー(笑)
腰痛が酷くて、ドライブしていても苦痛を感じる状態でした。
レカロに変えて少し良くなったけど、楽しめるところまでいきませんでした。
前のオペルに未練を感じることも・・・
それが、たった4ミリでガラリと変わりました!
あっしごときの腕前では飯は喰えないでしょう!ただの好きものかも^^@
パーツ交換でも新しいモデルでも、慣れない間は違和感があり、はじめは9割方「前のほうがよかった」と感じますね。でも不慣れな感触が低減するにつれ、馴染みの部分が台頭してくるものですよね。
面倒でもとことんやるだけはやってしまいたい…、あー共感。
製品の価値を最初の印象だけで決めつけてはいけないのですね。
調整することで初めて最高のパフォーマンスが発揮されるんだ。
レカロシートにして良かったです。別メーカ-のシートも候補にあったのですが、信頼性を重視しました。
他のシートだったら、こんなに何度も調整しなかったかもしれません。
シート一つで、運転が楽しい車に変わりましたわ^^@