湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

真賀ホテルの湯

2009-11-08 | 岡山の温泉
岡山県の真賀温泉にある 真賀ホテルの湯に入って来ました。
真賀ホテルは高手にあり、真賀温泉館と長い階段を挟んで向かい側に位置します。
当然ながら、元湯である真賀温泉館から湯を引いています。

泉質は、真賀温泉館と一緒で、アルカリ性単純泉。
スベスベで化粧水のような肌ざわり。
湯はぬるめで、源泉賭け流し。
暑い夏には これ以上ない、うってつけのサッパリ湯です。
真賀温泉館の湯(元湯)は39,5度とぬるめで、
この真賀ホテルではそれを季節に応じて、多少加温しています。

半露天風呂で、浴槽の中が写真のようにとてもオシャレです。
浴室から下を見ると渓谷に沿って曲がりくねった道路があり、谷川が流れています。
ちょうど真賀ホテルの露天風呂の場所が、カーブになっていて、
さらにこの区域は、すごい断崖絶壁で、崩落危険箇所に指定されています。

温泉の沸くところって すごい地形にありますね・・
下の道を運転する人は、真上の露天風呂など、全く見上げている余裕はなく、
対抗車線に気をつけながら、このカーブを無事曲がるのが、やっとですから・・
そのため、やや安心して??露天から下を見ることができます。
真下に広がる深山渓谷の景色の美しいこと。そこを注意深く走る車も小さく見えます。

浴室は、手作りで、風通しのいい木の建物で、
太陽の光が入ってきて、中はとても明るいです。
浴槽は、2畳半くらいの広さで、贅沢なことに湯があふれ流れ清潔感、一杯です。
浴槽の横に小さい水車があり、その下にぬるめの温泉水が溜めてあります。
中をのぞくと、結構大きな魚がいました。
テーラピアという温泉で育つ外来魚だそうです。
この魚は おさしみも美味しく、鯛のような味だそうです。
湯原では温泉水で養殖しているとか・・
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真賀温泉館(共同湯)の浴槽

2009-11-08 | 岡山の温泉
真賀温泉の中の唯一の共同湯、真賀温泉館の浴槽の写真。

浴室の内装は、いたってシンプルで、
浴槽の底は石を並べて作ってあり、
浴槽内に座れる石が4ヶ所くらいある。
それぞれ大きさや深さはまちまちで、
自分の好みの深さの石に座って、ゆっくりと静かに湯に浸れる。
浴槽への入り口にも、一段低いセメントが一列あり、
そこにも腰を下ろせて半身湯ができる。
浴槽の真ん中に源泉が出る竹筒が一つある。足元湧出湯。

浴室には、洗面器や洗い椅子はあるが、
石鹸もシャンプーもおいてないので、入浴者が自分で用意する。
浴室の天井はとても高く、換気は十分なされている。

写真の風呂は1回の入湯料金が150円の普通湯(女湯)で
男女それぞれこのような普通湯が一つずつあり
ほかに混浴の「幕湯」が1つと、「家族湯」が3つある。

39,5度とぬるめのアルカリ性単純泉は
ゆっくり1時間の長湯ができるため湯の中で会話が弾む湯である。

3回に1回とか2回に1回の回数で出会う人がいる。
久々の出会い(再会)にお互いの健康を確かめあい話しに花が咲く時間だ。
ここの湯で一緒になった方々と仲良くなれるのは、
湯がほどいい(長湯に)温度で、泉質も肌に柔らかいからか??
日ごろの気負いは即座に捨てられる。
じきに素直な和やかな気分になり、
長い時間ゆっくり入れるからおのずと会話が弾むのか??

湯に入ってくる人は皆、挨拶もよくするし実によく声を掛け合っている。
外来湯の者にも、地元の方々が気さくに接してくれる共同湯である。

湯に入っての「癒し度」は最高で、私にはかけがえの無い湯である。
この湯で、これまで、どれだけ心身の疲労が取れ
         明日への活力を得たことか・・感謝の湯である。


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真賀温泉館の横の薬師堂 

2009-11-08 | 岡山の温泉
真賀温泉館で出会った人のお話です。

きょうは この湯の守(管理人)を以前(若い頃に)した経験のある
地元の年配女性とお湯の中で一緒になったのです。
この女性 髪の毛こそ白いですが
お肌はツルツル スベスベのハリハリのお肌で・・
正確には いったい何歳なのか・わからないのですが・・

この女性、
その昔 自分の息子さんが結婚して よろこんでいたが、
5年たっても子どもが授からないので、とっても心配になり、
都会に出て暮らしていた二人を この真賀温泉の地元に呼び戻したそうです。

その後 息子さんには岡山の地で仕事を探してもらい、
お嫁さんのほうは、この女性と一緒に「真賀温泉館」の守(管理者)を
手伝わせてもらっていたら、息子さん夫婦に「子どもが授かった」という 
おめでたいお話でした。

でも、単に「真賀温泉館の湯に浸かっていれば子どもを授かる」
なんてことはないようです・・

真賀温泉館の横の山にある裏手の神社 
薬師堂に まずは、夫婦揃ってお参りし「子宝祈願」をする。
その後、二人で幕湯(混浴)の浴槽にそろって入る、それを続ける。
お嫁さんのほうは さらに、この女性と一緒に湯の管理人をしてもらい、
お風呂の湯を出しに幕湯に入ったりなど、手伝ってもらう。
それを続けていたら、やっと子どもが授かり、
お嫁さんが腹帯がまけるような安定期に入ったら
(医者に安定期と言ってもらったら)今度は夫婦別々の湯に入り
お嫁さんのほうは女湯で、子宝の岩(女湯の中に置いてある丸い岩)に
座って、ゆっくり浸かる。
そして、無事に出産までいき子どもを抱けるようになったら 
夫婦揃って、また薬師堂にお礼の報告に行く・・

このような 
手順をふんでこそ「子どもをありがたく授かる」というものだ!!
そうです・・

このお話を聞いた後・・
いつもは薬師堂を見ながら帰るだけの私も
思わず、温泉館の横の薬師堂へ行って
「両手を合わせ」
「いつもありがたく いい湯を利用させていだだいています。」と 
感謝の気持ちを 伝えて帰ったしだいです。 
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真賀温泉館

2009-11-08 | 岡山の温泉
岡山県にある真賀温泉です。

真賀温泉は湯原温泉郷の中の一つです。
車だと湯原インターチャンジか院庄のインターチャンジか
どちらからでも行けます。
真賀温泉の近くになると、
道路のすぐ横に、切り立った崖が多くなり
ちょっとびっくりですが、車は普通に走れます・・

ここは、私が膝を痛めてから、
落ち込んでしまい、すっかり暗くなっているときに
夫が連れてきてくれて、最初に出会った効き湯です。
「温泉湯治」ってすごい有効なんだ~!!を
身をもって実感した、膝にやさしい、あったまる湯でした。

無色透明な湯は39,5度で、足元湧出の源泉かけ流しと贅沢な湯です。
泉質はアルカリ性単純温泉で、肌に柔らかく「とろり感とさっぱり感」が
絶妙に溶け合い他にない名湯です。(私はこう思っている)
1時間くらいの長湯が楽にできるし、
入っていると何より気持ちが楽になり自分が取り戻せる??
実に落ち着く湯です。

これまでに、膝が痛みだした時や
疲労が頂点に達していた時などに、ここへ来ては、ゆっくり入り
この湯に何回も助けてもらった覚えのある「有難い湯」なのです。
そうです・・ここ10年くらいは
ここの湯に駆け込んで救われてきた私です。(駆け込み寺か!!)

ここに来て
ゆっくり目を閉じて丸1時間ぬるめの源泉に浸っていると・・
さっきまでのどんなことも「些細な取るに足りない事柄」に変わるのです。
おおらかになれ、疲労もとれ神経痛にもいい、しかも自分を取り戻せる、
全くもって有難い湯です・・

真賀温泉の中の共同湯「真賀温泉館」
この効能の多い湯・・入湯料は150円です・・

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小森温泉 外観

2009-11-08 | 岡山の温泉
小森温泉の建物外観です。
何か味のある古い建物で、気に入りました。
山の中にあるので、この建物が周囲の景色とよく調和しています。
ここは「池田のお殿様のお風呂だった」と湯の中で聞きました。
それゆえに、あまり浴槽・浴室を、ごちゃごちゃとさわってなくて
昔のままのような状態にしてあるとも・・聞きました。

大正時代か昭和の初期のような建物で
とても印象に残りました。
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小森温泉

2009-11-08 | 岡山の温泉
岡山県の小森温泉の浴槽です。
今回はうまく入湯できました。
以前 建物の前まで来たのに休館日で、
残念ながら入湯できなかったことがあり
今回は無事に入れて、うれしかったです。

先客が一名おられました。
その人は、岡山の市内から来られてました。
50代に膝のじん帯を故障して落ち込んでいたら
自宅の前の家の人が「小森温泉で湯治したら・・」と言ってくれ
「小森温泉?」と訪ねて来て、ここに入るようになったそうです。
それから1週間に一度はやってきて辛抱強く湯治をしたら
なんと、じん帯は治ったと・・
今は、毎日水泳をしたり体操をしたり歩いたり
いろいろ体を自由に動かして、とても元気だそうです。
若く見える人で「70代」ときいてびっくりしました。
最近は月に1回くらいしか来ないが
この「小森温泉」の泉質が大好きだと言っておられました。

ぬるめの湯とやや熱めの湯の二つが並んである源泉掛け流し浴槽の魅力!!
私も今回が初めての入湯でしたが、一度ですっかりファンになりました。
泉質はアルカリ性単純温泉ですが、わずかに硫黄の臭いもします。
湯が透明でスベスベの触感で、なんとも心地がいいです。

この浴槽は地下にもぐったような感覚になる場所にあります。
玄関(実は2階)から建物の1階の浴槽まで行くのに
階段を下りて行くので、地下にもぐった感じになるのです。
2つ並んだこの写真の浴槽にたどり着き ほ~!!と感動しました。
中に入って湯あみして、また、ほ~!!と感激・・
さらに先客の湯名人のお話も聞けて、
体にいい~!!湯とつくづく思いました。
ワクワクした時間でしたよ。


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ラピスパ

2009-11-08 | 鳥取の温泉
鳥取県米子市淀江町にある温泉施設ラピスパです・・
田園風景の中に ポツンと この おしゃれな 明るい施設があり
すぐに発見できますよ・・
建物も素晴らしいが なんといっても
中の温泉が格別にいい~!!

この温泉の会員になって1週間に何回も行く人がいます。
一度 訪れたら 1時間以上~半日くらいいても飽きない風呂 
源泉掛け流し 清潔感いっぱいの明るい施設で・・
温泉に来ているというより 
明るい中世の教会か宮廷かがそのまま全部お風呂になっている
という感じです・・

どなたか このラピスパにはまっている人がおられたら
ラピスパについて 補足説明 お願いします。

私はこれまでに2回~3回 行ったことがあります。
その中の1回は女湯の内湯の一つにバラがあふれる浴槽があり 
その日は もう宮廷の王女さまになった気分でしたよ・・
ベルサイユのバラの気分~・・
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淀江町にある「弥生時代の復元遺跡」

2009-11-08 | 歴史街・史料館・名所

淀江ゆめ温泉のあたりは古代の遺跡が多くあり、
写真の建物も弥生時代の建物を復元したものだった。
昔から大陸文化の影響を早くに受けた地域だったのだろう。
ゆめ温泉の湯もいいが、周囲の遺跡を探索するのも楽しい。
6月の下旬くらいからは蓮の花が一杯咲く公園も近くにあるという。
また、再び ゆっくりと訪れて遺跡巡りをしたい地だ。

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白鳳の里 内湯風景

2009-11-08 | 鳥取の温泉
先ほどの淀江ゆめ温泉 白鳳の里の 内湯風景です。
清潔で明るい施設です。
内湯の私が入ったほうは、シルクの湯もありました。
源泉掛け流しで全部の湯がアルカリ性単純泉のはずですが・・
超音波によるミクロの泡で汚れを落とすこのシルク風呂は
女性の湯しかないようです。

隣接する施設の「どんぐり館」の「名水とうふ」は絶品で
買って帰り食べました。
名水のあるところって
   「とうふ」も お・い・し・い~!!
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淀江ゆめ温泉 白鳳の里 露天風呂

2009-11-08 | 鳥取の温泉
鳥取県の淀江町にある淀江ゆめ温泉に行ってきました。
いつもは天の真名井の名水を汲みに走る道。
その途中に建っているこの施設、
「どんな湯なのかな??」と
ちょっと気にしながら車を走らせてました。

今回 入ってみて「なかなか いい施設です」
「落ち着いているし、浴槽が広く 
     この写真のように露天風呂もいいです」
大山山麓に湧く源泉掛け流し100パーセント自家源泉の温泉施設とか・・
「ふ~ん なかなか いいや~」

ラピスパ(以前 このブログで紹介した)という温泉施設のごく近くの
同じ淀江町にありますが、やや泉質がちがうような気もしますが・・
同じアルカリ性単純泉です。
落ち着いた雰囲気がとても気に入りました。
この日は風の強い日で、露天には入りませんでしたが、
次回来たら 是非 ゆっくり この露天を味わいたいです。


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