湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

三朝温泉 「三朝館」 バラの湯 (鳥取県)

2011-06-21 | 鳥取の温泉

三朝温泉にある「三朝館」の湯に入った。
日本庭園がすばらしい旅館で、館内の至るところから
自然に調和した、いい庭がみられる。
水の流れや滝などが庭に取り入れてあり
涼しげな景色にふっと足が止まる。



滝から流れる小川の傍に「あやめ」が咲く「三朝館」の庭風景

あっと!!
庭にばかり気を取られていたら
きょうは・・いい日
すごい発見があった。
きょうは女性は「バラ湯」の日だった。
露天にある木風呂の一つに「色とりどりのバラがぷかぷか浮く湯」
なんとラッキーなんだろう。

すっかり感激してしまい・・
浴槽のバラ画像を撮ることしきり・・
やっと撮影が終わって、一息 バラ湯を堪能した。
幸い 私しか入ってない11時過ぎの、真昼間の湯で
撮影もバラ湯堪能も、もう思い切りできた。
はあ~溜息の出る湯かな・・・

外の露天3つ(一つの木風呂はバラ湯)と内湯に
一回目全部入り、やっとゆっくりして体全体を洗い場で
再度洗っていたら~・・
やっと二人客が入ってきた・・

その二人も 一通り浴槽を見て歩き、
露天にでて、バラ湯に出会うと「すごく感激したようで・・」
なぜか?慌てて?また更衣室に戻ってきて??
内湯の広い浴室で体を洗っている私しかいないのを確かめて??
携帯カメラを持って?外湯のバラ湯の撮影タイムに入っていた~
わかるわかる、その感激!!
やっと 二人もバラ湯撮影タイムを終わり
ゆっくりと 露天の他の湯も堪能し始めた。

そこで、きょうのバラ湯体験の感激を分かち合いたくなり、
この二人に話しかけた。
この二人は
イオン(ジャスコ)の入口に無料で置いてある地域誌に
「三朝館」の入浴割引券(500円引き券)が付いていたので、
それを使って、1000円の外来湯入浴のところを500円引きで
入っているという。フ~ン そうなんだ。
これからは、温泉地のスーパーの入口に無造作に置いてある地域誌などに
もっと注意したい~注意しないと~と思った日。
ちなみに、
私は、今回は、温泉博士の6月の無料入浴手形「三朝館」を利用して
入ってますが・・
この温泉雑誌の話も この二人に教えておき、
お風呂好きな二人と、広い広い「三朝館」で
3人貸切状態で、鳥取の温泉談義に花が咲いた日



内湯からも見える庭つきの露天風呂




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温泉津温泉 (薬師湯) 島根県

2011-06-21 | 島根の温泉
島根県大田市にある温泉津(ゆのつ)温泉の「薬師湯」を紹介する。
昔から温泉津温泉には「泉薬湯」という有名な元湯がある。
その湯に加えて、
明治の浜田地震の時に新たに出るようになった「薬師湯」は、
別名「震湯」とも言われる。
「薬師湯(震湯)」の外観は、モダンレトロで美しい。



受付に入ると 向かい側に男女別の脱衣所と浴室がある。
写真は女湯の脱衣所だ。
よく掃除が行き届き、清潔感があった。


私が、脱衣所に入った時に、
浴槽に入っておられた方々が一斉に上がってこられた。
のぞいてみたら浴室が無人状態になっていた。
このわずかな瞬間を逃してはいけない。
慌ててデジカメを出して、浴室写真だけを撮らせてもらった。
楕円形の浴槽で、湯の花がびっしりこびりつき浴槽の淵は茶色っぽい。
かけ流し湯なので浴室の床も同じく茶色だ。
それまで締め切ってあった浴室から湯気がモウモウと溢れて、
はっきりした写真がとれず、かなり残念な画像になった。
それで、慌ててもう一枚と、2枚目の浴室写真を撮っていたら・・
その時、脱衣所に新たに入ってこられた地元の常連さんに
「あんた ここは 浴室の写真撮影は禁止だよ」と怒られた・・
「ほら そこに書いてあるだろう」と脱衣所の壁を指さされた。
彼女が指された方向を見たが、どこにも何の張り紙もなかった。
が、慌てて「すいません。今 ちょうど誰も入っておられなかったので
お断りして撮らせていただいてました」と言い、ただちに撮影は終った。

それから、ちょっと、この地元の常連さんとは、かなり気まずくなったが
なんせ、私はまだ、この湯にいっさい入ってなかったので、
結局、同じ湯に入るはめになった。
かなり気まずい・・この空気・・。

幸い、すぐ後から観光客2名が入ってきて
この常連さんから温泉津温泉の話をたくさん聞き出してくれた。
温泉津温泉の見学スポットや魚の美味しい場所など矢次早の質問攻め・・。
それで、ご機嫌状態にすぐに戻った彼女は、観光客に手取り足取り
温泉津温泉についての詳細情報を披露し始めた。
湯の中は、和やかな雰囲気に溢れてきたので、ヤレヤレ~・・・
しかし、私は、さすがに、この会話に、いっさい入りこめなかった。
静かに、静かに・・薬師湯を堪能した。
この常連さんは「薬師湯」に毎日入りに来られる近くの人で、
ここの湯の守り神?のような存在だと・・わかった。
この「薬師湯」は彼女には、非常に大切な場所だとわかった。

★入浴料金は、
大人 300円  子ども150円  洗髪料50円★

★営業時間は
入浴 ⇒ 午前5時~午後9時
休憩室 ⇒ 午前9時~午後5時

★休業日 年中無休

★泉質 : ナトリウム・カルシウム一塩化物泉(等張性中性高温泉)

★薬師湯の効能は、原爆治療にも活用されたが、
糖尿病を含む生活習慣病、神経痛、リウマチや関節炎、筋肉痛、五十肩、運動マヒ、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器、痔疾、冷え性、病後の回復、疲労回復、健康増進、切り傷、火傷、慢性皮膚病、虚弱児童、婦人病等、
万病に効果がある

湯上りに、薬師湯の二階にある休憩喫茶室で、
セルフサービスのコーヒーをいただき
しばし、ゆっくりと休んだ。
きょうは、雨の日だからか?平日の昼間だからか?
入浴客は少ないと思った。


休憩後に、薬師湯を去り
いざ、駐車場まで、温泉街を歩いてみたら・・
雨上がりの中、
なんとも懐かしい建物が並ぶ温泉街で・・
すっかり、うれしくなった。



コメント (1)
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