七釜温泉「みつわ荘」は、今回の3泊4日の山陰旅・最後の宿。
昨年末から1月、2月、3月と神戸新聞に1週間に一度は下記の広告が掲載されていた「1万円で蟹(かに)料理が食べられる宿・みつわ荘」
が、それとほぼ同時に新型コロナウィルス騒動が日本中に拡大していき、出かける事を諦めつつあったが、今回、思い切って出かけた。
七釜温泉は、浜坂温泉の隣でやや内陸にある。町内には日帰り温泉施設が一つと、こじんまりした温泉宿が数軒ある。平日の七釜温泉は、集落内の道で他の車とすれ違うことがほぼない。それ程、静かで小さい温泉地。しかし、七釜温泉の開湯は浜坂温泉より一足先で。泉質はとても上等だ。「お湯が勝負の温泉地・七釜温泉」なのだ。
これまで七釜温泉では2つの宿に泊まっている。「みつわ荘」は今回で2回目。蟹シーズンの宿泊は初めて。
泊まった部屋(昨年7月に泊まった時と同じ角部屋だった)
当日、我々二人以外に他に一人だけ男性の宿泊者がいた。その人は宿の「男湯」を専用で使う事になり、宿のもう一つの湯「女湯」は、我々二人が滞在中、24時間貸し切りで使える事になった。ラッキー!!
「女湯」(我々の貸し切り湯)
もう一つラッキーなことが・・7月に泊まった時より、温泉の温度が程よくなっていた(温泉は、生き物で、季節や日によって温度に変化するようだ)
さて、楽しみにしていた夕食「蟹(かに)料理1万円コース」
食事は、1階の別の部屋に用意されている。
わあ~・・蟹だ!!
蟹の刺身も・・
蟹の天麩羅も
茶碗蒸しの中にも「蟹の身が」どっさり
蒸し蟹
焼き蟹・・これも旨い。塩味が効いて香ばしく熱々で美味しかった。
最後の「鍋の具材」
いよいよ、最後の蟹雑炊つくり
これも美味しい
今回、1万円ポッキリの蟹料理コースだが、どの料理も美味しくて大満足!!
満腹で、もうデザートの入る余地なし・・
デザートは、部屋に持ち帰って頂くことにした。
翌朝の朝食も、昨夜と同じ部屋に用意されていた。
嬉しいお土産の「みつわ荘・特製たまご焼き」も用意されていた。
(チェックイン時に新聞広告チラシを手渡すと、この「たまご焼き」がお土産として頂ける)
「みつわ荘」は、どの料理も(値段に関係なく)非常に味がいい~・・
宿の息子さんが、若い時に京都へ行き料理の修行をされたらしい。
気さくな女将さんと、料理の腕のいい息子さん・・親しみやすい素朴な宿だ。
「みつわ荘」の気取らない雰囲気が、我が家向き。