翌日は、鳥取県の鹿野温泉「山紫苑」。今回は2回目の宿泊。
山紫苑は、2006年に月間雑誌「温泉博士」に出会ってから(この施設の無料入浴手形が掲載された月に、我々が鳥取県旅行を計画したら)必ず立ち寄り湯していた施設。
それほど「たっぷりの源泉かけ流し湯が、非常に心地よい」日帰り温泉+宿泊温泉施設(国民宿舎)
この一年間(昨年3月~今年3月の)疲れを回復させるために、是非とも「源泉ざぶざぶ本物温泉に24時間ひたれり」で選んだ宿。
鹿野町に入ると真正面に見えてくる「山紫苑」の建物

玄関には、日帰り湯の案内が出ていた。

ロビーからは、山紫苑の自慢の庭園が正面に見える。

今回の宿泊部屋は、新館4階だった。
部屋の中の様子・・


布団は最初からこの状態で・・自分たちの好きな時に敷くことができる。


泊った部屋と同じ新館4階には、エレベーター前に24時間入浴可能の男女別・展望露天風呂があった。

夫は、久々の連日運転の疲れか?部屋から徒歩10歩の、この展望露天風呂へ行った!!
展望内湯の横の湯待スペース


ここの給水機は、少しコツが要る!!コップが柔らかめ過ぎて?水を押すレバーにコップを直接押し当てると楽に?コップが潰れる??
その為、指で直接レバーを押して(コップは添え物程度にして)水を出す必要あり!!

さて?私は…どの風呂へ??
今日は、天気がいい~!! そうなると・・
まずは、本命の1階「庭園露天風呂へ」直行!!
晴れた日の庭園露天風呂は、さぞ!!景観がいいだろう~!!楽しみ~!!
本館の1階、初日の女湯は、右側の赤い暖簾!!

内湯は・・明るい光が差し込み、湯が並々と入った極上湯の景色が広がる。これやこれ!!

静か~!!誰もいない。今のうちに、庭園露天風呂へ行こう!!
懐かしい~この景色!!

いいわあ~この景色を長らく求めていた~!!

何もかも懐かしい・・

一人湯タイムが静かに流れる…ひたれり…15年前退職の4月、最初に来た「山紫苑」のこの湯が私を癒してくれた。


15年間の年月の長さを思い出し・・湯の中で、しみじみと感慨にふけっていた日・・

お天気の日、嬉しい日傘。ゆっくりと湯船に浸り、初回の湯で、思わぬ長湯をしてしまった!!
長湯に気づき、慌てて上がる。


湯上り、廊下に出ると!! 本館1階の風呂は午後11時に男女湯が入れ替わる表示あり。
温泉自体は24時間いつでも入られるが、途中で男女入れ替わるので、間違える人が多い??

初日の女湯は、貴重品入れが更衣室に無かったが、女湯の暖簾を出たら、すぐ目の前の廊下にあった。



さて、旧館1階の風呂から新館4階の部屋に戻ると・・
なかなか身体の火照りがとれない!!大変だ!!これでは、滞在中に何回も入浴できないぞ!!
が、今回宿泊する新館4階の部屋は、晴れた日は、強烈な西日まで当たるし…暑い…暑い…
慌てて?フロントへ扇風機を貸してもらいに行った(この時季は、館内の空調は一斉の暖房のみ。その為、私たちは部屋の空調スイッチを切って対応していたが…)
扇風機で、やっと体を冷やして、やれやれ~いざ??また、お風呂?
いやいや、今度は夕食へ・・
夕食は、正直なところ、あまり期待してなかった(前日の奥澤旅館での魚介類たっぷり料理が頭に残っていて)
夕食は、毎回一階の食堂で頂く・・


夕食は、いい意味で期待を裏切り??とっても美的にナイス(季節感があり)味も量もちょうどよかった!!

お品書きがついていた・・丁寧に作られた料理たち・・

春らしい前菜たち・・




すっぽん+貝が入った茶わん蒸し(山紫苑はすっぽん料理で有名な宿)

桜色の山芋・・薄味がついていた。今は桜咲く4月・・


見た目も春らしく、どれも美味しくて、楽しみながら、ゆっくり味わって頂いた。
何より?昨日から満腹ご飯で来ているので…我々には、ちょうどいい量だった!!
今回泊まった新館には、コロナ期間を経てか?機能的なスペースがあった。
庭を見ながらデスクワークもできるスペース(無料)↓

もう1つ進んだ部屋もある。↓


ここは、時間制(予約して)利用出来るパソコン付きの部屋。山紫苑の本物温泉に浸かりながらデスクワークが出来る個室。
こちらも、窓から山紫苑の緑溢れる庭園や竹やぶが見えて、心安らぐ。
更に、ミニ会議ができる個室もある。↓

コロナの時期は旅館業界にも試練だったと思えるが・・より快適な宿舎になった気がする。

山紫苑は、「充実した施設部門」ランキングで、鳥取県一位に選ばれていた。