人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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●安全問題研究会政策ビラ・パンフレット
こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

Winny合法利用は「机上の空論」

2007-05-18 23:06:18 | IT・PC・インターネット
またWinnyで逮捕者が出た。

『また現状では、多くの人に作品を知ってほしい場合は、一般のWebやブログを使って作品を公開するほうが「合理的」であり、Winnyではファイル名で検索する必要があるため、有名ではないファイルが活発にやり取りされる可能性は「皆無に近い」ため、「現在のWinnyが合法利用にも役立つとの主張は、机上の空論と言わざるを得ない」としている。
その上で「Winnyはそのネットワークに参加した時点で、違法な送信行為に『加担』している」とWinnyユーザーに警告し、利用をやめるよう求めている』
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0705/18/news081.html

かつて、管理人は当ブログで著作権ファシズムとも言える音楽業界の強欲ぶりを批判してきたが、ことWinnyに関しては、弁護するつもりは全くない。
久保田氏のコメントにあるように、著作権侵害に当たらない合法的な使い方をする限り、Winnyよりも他の方法のほうが合理的であり、わざわざWinnyを使う実益が全くないからだ。

Winny擁護派の人々は、「Winnyにだって合法的な使い方があるのだから、使う人が間違っているだけであり、道具自体は悪くない」と主張するが、本当にそうだろうか。
例えば、「お前に拳銃をやるから人を殺す以外の合法的な使い方を考えてみろ」と言われて、効果的な使用方法を思いつく人がどれだけいるだろうか。民生用の用途が全くない殺人ガス、サリンを与えられて「これを世のため人のために役立ててみろ」と言われて、効果的な使用方法を提示できる人がいるだろうか。

いくら「使い方の問題」「道具そのものではなく使う人間が悪い」と言っても、道具それ自体がそもそも人類にとって害悪でしかないのであれば、潔くその道具は使用禁止にするのが正しい道である。
「道具は悪くない。使う人間が悪い」という主張は一見、もっともらしいが、それも道具によりけりである。彼らの主張を突き詰めていくと、結局、拳銃の所持すら規制できないアメリカのような社会になってしまうだろう。彼らは、本当にそんな社会を望んでいるのだろうか。

人類にとってデメリットしかもたらさないWinnyは使用禁止にすべきだと私は思う。

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