人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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核のない未来を願って 松井英介遺稿・追悼集(緑風出版)

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●安全問題研究会政策ビラ・パンフレット
こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

同人誌と表現を考えるシンポジウム

2007-05-21 21:22:19 | 芸能・スポーツ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0705/21/news010.html

同人誌と表現を考えるシンポジウムなるものが19日、池袋で開催されたそうだ。
男性向けジャンルの表現を議題にするのなら、腐女子の聖地「乙女ロード」がある池袋よりアキバで開催する方が良かったんじゃないか、というヲタク的ツッコミはこの際、置いておこう。

詳細は記事をご覧いただきたいが、今や「とらのあな」やメロンブックスなどを通じて同人誌も大手サークルのものは販路が確立され、誰でも買うことができるようになった。コミケに行けない遠隔地の人でも18禁同人誌を買うことができる。
もっとも、こうした事態は今に始まったことではなく、私がコミケに一般参加し始めた2000年頃には既に現在につながる販路確立という流れは固まっていた。だから警察の介入の動きに関しては、正直、今ごろになって…という思いがあるが、一方で、各印刷業者がこれまで蓄積されたノウハウを生かして表現をコミケ基準に合うように調整しているという事実は初めて知った。私は、コミケで作品を出したこともあるが、18禁などの年齢規制を気にしなくてすむジャンル(609ジャンル)でしか活動していないせいで、そういうことには全く無関心だった。

自由な表現の場であるコミケに過度の規制はふさわしくないが、そうはいってもコミケもまた社会の一部である。過激すぎる表現を野放しにすればコミケ自体の開催が危うくなりかねないだけに、世間の常識と同人誌即売会との折り合いをつけることはもちろん必要だろう。
ただ、コミケで作品を出した経験を持っている私のような人間ですら、18禁表現に関して制作段階での自主規制が行われている事実を知らなかったということを考えると、パネリストたちが主張するようなアピール不足は否めないと思う。思い返せば、ほとんどの同人誌即売会は、開場前に主催者が各サークルから見本誌を提出させ、内容を審査する手続が普通に行われているが、そうしたことは同人誌即売会参加者にとっての常識ではあっても、世間一般にほとんど知られていないのは間違いない。

ゆくゆくは、エロゲーに対する「ソフ倫」(コンピュータソフトウェア倫理機構)のように、同人誌の表現について統一的基準を作り、表現がその基準に沿っているかどうかを審査して、合格していることを示す証票を交付できるような専門機関の設立を行う必要があるのではないだろうか。

(今日の内容は、ヲタクでない一般の方には何がなんだかさっぱりわからない内容だったと思います。内容が理解できなかった方にはお詫びいたしますが、こういう世界もあるのだとご理解ください。)

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