安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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湯浅誠氏、内閣府参与を辞任

2010-02-19 22:42:02 | その他(国内)
湯浅誠氏、内閣府参与を辞任 「一区切りつけたい」(朝日新聞)

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 元「年越し派遣村」村長で、内閣府参与の湯浅誠氏(40)が17日、官邸で鳩山由紀夫首相に辞任を申し出て、了承された。昨年10月26日付で参与に就任。「コンクリートから人へ」を掲げる鳩山政権の困窮者政策のご意見番を務めてきた。

 湯浅氏は失業者向けのワンストップ・サービスの実施などを提言、東京都の「公設派遣村」の実現にも尽力した。

 湯浅氏は朝日新聞の取材に対し、「もともと昨年秋から年末の困窮者対策を目的として参与になった。ここでひとまず一区切りつけたい。課題は残っているので必要に応じて今後も政権に協力していきたい」と述べた。(諸麦美紀)
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「派遣村村長」湯浅誠さんが、鳩山内閣から「三顧の礼」で迎えられた内閣府を去った。本人は「一区切り」というものの、役所のような硬直的な組織に飛び込んだ民間人が、わずか半年で成果など出せるはずもなく、疲れたのだろう。

この年末年始の「公設派遣村」は、湯浅さんの思い描く理想からはほど遠かったようだ。国はそれなりに湯浅さんに礼を尽くしたものの、石原都政下の東京都の対応があまりにひどすぎた。派遣村に何一つ具体的協力をせず邪魔ばかり、挙げ句の果てに「国から委託されたから(派遣村事業を)やっている」と石原知事が発言するに及んでは、都の正体見たりという感じだった。

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