人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

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地域における鉄道の復権─持続可能な社会への展望(緑風出版)
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核のない未来を願って 松井英介遺稿・追悼集(緑風出版)

●安全問題研究会が、JRグループ再国有化をめざし日本鉄道公団法案を決定!

●安全問題研究会政策ビラ・パンフレット
こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

宮城中部で震度5強

2013-08-04 18:36:59 | 気象・地震
「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第69報)-平成25年8月4日12時29分頃の宮城県沖の地震-(気象庁報道発表)

今日正午過ぎに起きた宮城県中部での最大震度5強の地震について短くコメントする。

地震の規模はM6.0と、東日本大震災の余震としてはかなり大きな部類に入る。震源深さが58kmあったからよかったが、3.11同様、10kmの浅い場所が震源だったらこの程度の被害で済まなかっただろう。地震の規模、震源地から見て、最大震度がよく5強で済んだと言えるケースだ。

発震機構(地震のメカニズム)はプレート境界より内側ということもあり、当ブログの予想通り逆断層型だった。圧力軸は東西方向で東日本大震災とは若干異なる。広い意味で3.11の余震とする気象庁の見解に異論はないものの、3.11以降の地震に誘発されて起きた北米プレート内部での関連地震とする見解も一定の説得力を持つように思われる。

リンク先のプレスリリース(9ページ中の4ページ)を見ると、今年以降、余震は徐々に少なくなりながらも、3ヶ月ごとに少し増える、というサイクルを繰り返しているように見える。また、5ページ目の余震発生状況を見ると、宮城県沖でM7以上の余震の震源が東西方向に一線に並んでいるのが気になる。この地域でプレートに強い力がかかり続けていることは明らかであり、今後もこの地域ではM6~7クラスの地震は充分あり得ると考えられる。震源地に近い地方では今後数日、震度4程度の余震にも注意してほしい。

危機的状況にある福島第1原発3号機の状況は、この地震でさらに悪くなったことは間違いない。地震発生後しばらく経ってから状況が急激に悪化する事態もあり得るので、福島原発に近い地域では念のため放射線量にも注意すべきと考える(当ブログ管理人が福島に残っていれば、放射線量の臨時測定を実施する基準に該当する)。

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アクセス解析の実施について

2013-08-03 11:31:06 | 運営方針・お知らせ
管理人よりお知らせです。

7月下旬、gooブログサービスによる無料アクセス解析キャンペーンが行われたのに伴い、当ブログでもアクセス解析を実施しました。その結果をお知らせします。

まず、アクセス数は当ブログとして常時、ページビューが200~300の範囲内、ユニークは100~150であることがほとんどですが、アクセス解析実施期間中にJR北海道で特急列車のエンジン出火などトラブルが相次いだこと、また各地で豪雨被害が相次いだことから、アクセス数は通常より多い状態で推移しました。日にもよりますが概ねユニークで150~200の間であることが多かったです。

次に、キーワード検索で上位に来た語句として、「キハ283系 酷使」「キハ283系 事故」「キハ283系 火災」「JR北海道 違反」など、圧倒的に多かったのがこの間のJR北海道の事故・トラブルがらみのもの。「キハ183系 事故」は特急北斗の事故がらみです。他にも外国での鉄道事故が多かったためか、「福知山線事故」「日比谷線事故」などの語句も多く検索されました。「田子倉駅」というキーワード検索が多かったのも、この駅に対する鉄道ファンの関心の高さを窺わせます。

次に多かったのが、山形、山陰などの集中豪雨災害を反映したキーワード。「山形 不通」「福島新潟豪雨」などのキーワードが上位に来ました。この期間中、福島県喜多方市で旅館に土砂が流れ込む災害があったためか、2年前の福島・新潟豪雨を思い出した方も多かったのではないかと思います。「梅雨明け 特定できず」というキーワード検索も上位に来ました。東北での長引く豪雨のため、2009年以来4年ぶりに東北で梅雨明けが特定できない事態もあり得る、と考えている人が一定程度いることが明らかになりました(東北地方は実際には昨日、梅雨明けしました)。

アクセス解析期間中に参院選があったためか、選挙がらみのキーワードが当開票日前後を中心に顔を出しました。「参議院選挙結果 論評」「参院選結果」「選挙結果」などのキーワードの他、「福島市長選」「郡山市長」なども瞬間的に上位に顔を出しました。今年4月に投開票された郡山市長選についての記事がアクセス上位に来ているのも、この流れだと思います。

6月10日、NHKで放送された「プロフェッショナル仕事の流儀~居酒屋店主・中村重男」の反響はまだ続いているようで「ながほり」「中村重男 ミシュラン」などのキーワードも上位に入りました。

この他、8月1日から高速ツアーバス制度が廃止され、高速乗り合いバスに統合されたことを受け、「関越道の悲劇 バス会社」「和田由貴夫」などのキーワードが入りました。和田さんは、バスファン向け雑誌「バスラマ・インターナショナル」編集長で、高速バス制度見直しに当たって国交省が設置した「バス事業のあり方検討会」の委員も務めました。バスファンを中心に、和田さんの名前はかなり知られているようです。鉄道雑誌にもこんな人がいれば…と、バス業界がある意味、うらやましくなりました。

また、TPP交渉が行われたことを反映して「農業軽視」「前原」などのキーワードが入りました。民主党の前原誠司氏と言えば、農業の対GDP比が4%であることを引き合いに「4%のために96%が犠牲になっている」という許しがたい発言をしています。当ブログも直接本人に抗議文を送付した経緯もありますが、発言から3年近く経ち、民主党が下野したにもかかわらず、麻生氏のナチス発言より前原発言が問題にされているのを見て苦笑してしまいました。ネット民がいかに民主党が嫌いで、粘着しているかがこれほどよく分かるキーワード検索結果もありません。というより民主党に粘着している皆さん、いい加減そんなエネルギーがあるなら建設的なことに向けましょうよ…。

毎回、アクセス解析のたびにめまぐるしく変動している「最もアクセスの多かったブラウザ」。1位はまたも変動し、7月28日の解析ではBingbotが1位になりました。翌29日にはGooglebotが1位になるなど、ブラウザ界は戦国時代のようです。ただ、相変わらずbotが上位の傾向には変わりがありません。以下、Safari、はてなアンテナ、Chrome、IE8、IE7、Firefox3、Opera等が続いています。前回上位に来た中国系のBaidu(百度)は大幅に順位を下げましたが14位に入りました。Nintendoは、ニンテンドーDSからの閲覧でしょうか。

前回、ランク内に入らなかったにもかかわらず今回急上昇したものとしては、naver(まとめサイト)があります。最近はまとめサイト作成を本業にしている人すらいると言われています。ある識者の方が、生産過剰になるにつれて商品を生産する人よりもまとめて仕入れ、整理して売る小売店に経済の覇権が移ったように、情報業界もいずれそうなると指摘していました。情報を発信する人よりも整理する人に覇権が移る新しい時代に入ったということなのかもしれません。

以上、今回のアクセス解析から見えたことをお知らせしました。今後もブログ運営の参考にしていきたいと考えています。

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