2018年2月に網膜剥離の緊急手術を受けた病院でその後も術後の検診を受けています。
今日、5月31日に受けた視野検査の結果を聞きに行きました。
左目が加齢黄斑変性だそうです。
以前に受けた視野検査でもあった黒点(見えていないところ)が今回も変わらずあったそうです。
ただし数が増えているわけでもなく、まだ治療する段階ではないので経過観察として二ヶ月後に眼底検査となりました。
加齢黄斑変性は昔、治療方法がなく言い方が悪いですがほったらかしだったそうです。
今は、数種の治療法があり、網膜下に水が溜まったり出血したりした場合、眼球に注射して対処するそうです。
眼球に注射! 思わず、再度確かめてしまいました。
症状が出たり、進んだりしたら眼球に注射!
怖いっす😱 まあ目ですからそうなったら受けますけど。
網膜剥離の硝子体手術時の麻酔は眼球ではなく瞼の下直近に2箇所されました。
これはこれでかなりの衝撃でしたが、なんせ午前中の診察で午後の手術予定者の中に急遽組み入れてもらい、夕方に施術したので怖いとか考える暇なく手術に入ったのでした。
右目は裂孔原生網膜剥離を経験したので、見えない部分があります。
右目で思いっきり右上をみると目尻にグレーの視界が途絶える部分が出現しますが、日常生活にはまったく支障はなく車の運転もご存知の通りプラモデルも作れます。
通院している眼科の先生は、私の右目を救ってくれた大恩人で大変感謝しております。
前立腺癌のダ・ヴィンチロボット支援手術も今年2月に受けましたし、自分の体で医学の進歩を実感しています。
年寄り通しが合うと病気の話ばかりになるとよく言われますが、よく電話で話す大学時代の後輩との会話も病気の話が占める割合が多くなってきました。
それとともにのし掛かるのが医療費です。
通院は慢性疾患の高血圧と高脂血症で内科、骨粗鬆症と変形性膝関節症で整形外科、網膜剥離の術後検診で眼科、口腔衛生チェックで歯科、そして前立腺癌で泌尿器科が加わりました。
癌は罹患してみてとても費用が掛かることを実感しました。
癌の種類によって違うとおもいますが、まずは確定するまでの検査、癌の状態を把握するまでの検査料金が馬鹿になりません。
骨シンチ検査なんて25,000円位かかります。MRIだって6,000円以上です。
検査内容と種類は、以前ブログで書いています。
幸い私は全摘手術のみで抗がん剤の投与や放射線治療は今のところ受けてはいません。
しかし、この先その可能性はあるので、医療費の増大は充分あり得ます。
ご存知の通り限度額適用認定証制度がありますが、それでも自己負担額は6万円代から8万円台位かかります。
私の前立腺癌を発見するきっかけとなったかかりつけの内科の先生が、診察中の雑談でガン保険は入った方がいいよ。
ガンは何回も治療の必要性があるから。と言われてすぐネットで入ったガン保険が皮肉にも役に立ってしまいました。
この先生から50代の終わりにPSA検査を勧められて毎年実施していました。
そのおかげで自覚症状が全くなくても前立腺癌が見つかるきっかけとなっています。
変な話ですがガンのアフターフォローまでアドバイス?してもらったことになりました。
年金は0.4%減額の通知があり、諸物価も値上がりが相次ぎ、そして私の場合は増え続ける医療費。
家計を預かる妻から、プラモデルの新規購入禁止令が出たのは仕方がないかも知れません。
(陰の声:ほとぼりが覚めたら買っちゃうもんね)
病気や暗い話ばかりですいませんでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
加筆
ちなみに巷で騒がれているジェネリック薬剤の問題。
私の場合、過去に医薬品専門商社に勤めていた経験から、薬剤師さんと相談して供給が落ち着くまでは(如何に一部のジェネリックメーカーが品質管理と生産管理をないがしろにしていたか)先発品とAG(オーソライズド・ジェネリック)を調剤してもらっています。
これも医療費が増える要因のひとつとなりますが.....。