エアブラシの故障で中断してしまったBf109。
そのため、塗装しなくても組立をほとんど終えられるマチルダを作っていましたが、それも以前使っていたエアブラシを使って完成させることができたのでBf109を再開したいと思います。
▼サフ吹きの時にエアブラシの異常を発見したので、念のためサーフェイサーがどういう状態か確かめてみました。
やはり少しサフが出すぎて極端に言えば、ダマ状態で吹かれていたようなので表面をラプロスで軽くこすって表面の状態をなめらかになるよう修正しました。
▼その作業中に気がついたのですが、キャノピーのマスキングが一部剥がれかかっています。
▼剥がしてみると、剥がれかかっているところからサフが吹き込んでしまっていました。
綿棒にラッカーの薄め液を少しつけてはみ出していたサフを落としておきました。
▼マスキング販売のマスキングは1つに4セットのシートが入っているので、あまりを使って再度マスキングしておきました。
▼それでは基本塗装に入ります。まずは下面と機体にクレオスラッカーC-115 RLM65ライトブルーを塗装しました。
▼続いて上面をクレオスラッカーC-60 RLM02グレーで塗装しました。
▼おっと、ここまで来てシャドウ吹きをしていないことに気づきました
情けなや、クレオスラッカーC-33ブラックでシャドウ吹きをしました。
ダブルアクションの0.2mmなのにあまり細く吹けていませんね
▼下面をRLM65ライトブルーを吹き、その後、ホワイトを少し足して、主にパネルの中心部に吹いて行ってハイライトを表現していきます。
▼機体もパネルの中心部にホワイトを足したRLM65ライトブルーを吹いておきます。
▼下面をマスキングして翼上面にRLM02グレーをうっすらとシャドウが残るよう意識してエアブラシしていきます。
▼次にRLM02グレーにホワイトを少し足してパネルの中心部にハイライトを吹いていきます。
▼迷彩色のRLM71ダークグリーンを塗装するためのマスキングをしました。
▼RLMダークグリーンをエアブラシしていきます。
▼RLM71ダークグリーンにホワイトを足し、エアを絞って筋状に吹いて紫外線、雨で塗装が傷んだ状態を表現しました。表現したつもりでしたが、ほとんど効果が出ませんでした。ここはホワイトを足した塗料ではなく、薄めたバフやホワイトでやったほうが良かったかもしれません。
▼機体上面をマスキングしてRLM02グレーを塗装しました。
▼さらにマスキングを足してRLM71ダークグリーンをエアブラシしました。
もう何回もマスキングを重ねていったので機体はフランケンシュタイン(古い!!)状態です。
▼マスキングを全て剥がしました。
主翼のRLM71ダークグリーンの退色表現はそれほど効果が出ていないと思って機体のRLM71は退色表現をしませんでしたが、こうやって比べてみると明度が違っていました。
少し吹きこぼしもあるので、その部分の修正がてらRLM71ダークグリーンの機体部分も退色表現をしようかなと思います。マスキングを取る前にやっておけばよかった
▼下面はこんな感じです。
主脚格納庫にマスキングしたくっつき虫が綺麗に取れないよ〜
次回は、エアブラシの吹きこぼれの修正と機体上面の退色表現(ハイライト)をした後、細部の塗装に進みたいと思います。
以前のダブルアクションのエアブラシも親指を使ってなんとかレバーを調節しながら吹いています。
トリガータイプも修理が終わったのでもう直ぐ戻ってきます。今回の件でエアブラシを2台使える様になったので戦力増強となりました
ドイツ機の迷彩、おっしゃる通りこの直線パターン、簡単そうに見えてマスキング面倒でした。ご指摘、流石です。
直線は良いのですが、始まりと終わりのところのマスキングのスペースや、隣り合うマスキングの幅が狭いのでどうマスキングするかをちょっと考えさせられました。
フリーハンドの筆塗りからマスキングシートを使ったエアブラシと作るキットによって色々勉強になりますね。
エアブラシは昨日(21日)、クレオスから修理が終わって発送した旨の連絡が来ました。今回は以前のダブルアクションのエアブラシをマチルダから引き続いて使っています。
塗装お褒めいただきありがとうございます。
メッサーシュミット、やはりドイツ機の塗装は手がかかりますね。でもこれを乗り越えて完成した時の喜びがドイツ機は大きいのだと思います。私も頑張ります。
エアコンを切ると今の猛暑は30分くらいで部屋が暑くなってきます。早く写真を撮って塗装作業を終わらせたいために、キット周りの工具などを片付ける余裕がありませんでした でも皆さん、作業中は同じ状態だとわかってちょっと安心しました。
エアブラシ完全復活、おめでとうございます(^^)
ドイツ機の直線パターンの迷彩がスパッと決まっています
これ簡単そうに見えて、実はマスキングもめんどくさい塗装なんですよね
マチルダのフリーハンド石垣迷彩からの変化が、眼を引きます
流石ですね、映えていますよ。
基本的な塗装技術がハイレベルなので、AFVでも飛行機でも実感が出ています。
この段階で72ということを忘れそうです。
製作途中のお写真の周辺が作業中の様子がリアルに出ていて、まるで自分の作業を見ているような気がします。(笑)
また塗装工程を間違えてしまいました
中央部にハイライトを入れるのはAFV的発想です。
メッサーシュミットは色数が多い塗装なのでウエザリングは難しそうです。ドイツ軍の兵器塗装はみんな凝ってますね。でもこれが魅力の一つかもしれません。
塗装がすごいです。
いつも単色ベタ塗りしてる
自分が恥ずかしくなります。
白を混ぜで中央部にハイライトを
入れるやり方は今度、試してみたいと
思います。有難うございます。