フィギュアの塗装に入る前に、サイドカーのデカールを貼っておくことにしました。
▼デカールを貼り終えた写真です。
何とか貼ってはいますが、実は今回デカール貼りでちょっとトラブルがありました。
▼それではその現状を順を追っていきます。
まず、設定した部隊は、キット付属のデカールには付いていません。
LSSAH(SS第一戦車師団)の師団マークを資料で確認しました。
まだ機械化歩兵連隊で、戦車の装備がない頃のマークは、以下のものでした。
▼余りデカールの中から該当するデカール(下の黒囲み内)を見つけました(あって良かったあ😅 )
戦術マーク(上)も囲ってありますが、それは最初は使うつもりではなかったのが結局使うようになったため囲っています。
▼オートバイ部隊の戦術マークはキットのデカールを使おうとしましたが、ここでアクシデント。
キットは14年前に買った再販品ですが、デカールはダメでした。
水に浸した時は大丈夫だったのですが、貼るのに動かしたら見事に切れてしまいました😱
力を入れたつもりは無かったのですが......。
▼オートバイ部隊マークは前述した師団マーク内にありますが、車体ナンバーはキットのデカールを使うざるを得ません。
そこで、以前にフジミの1/76のSU-85の時、同じようになってしまったデカールの対処として、
辻堂ジップさんから教えてもらった「リキッドデカールフィルム」を試してみました。
1/76 SU-85 #3 デカール - はじめの戦車模型づくり
クリアコートをかけてデカール貼りをします。ところが、付属のデカールを水に浸けて剥がそうとしたら......。あらあら!!!▲見事にバラバラに...
1/76 SU-85 #3 デカール - はじめの戦車模型づくり
▼リキッドデカールフィルムを試してみます。
▼筆で「リキッドデカールフィルム」をデカールに塗ります。
このマテリアルは、筆に残った部分は乾燥後は粉状になって筆に残ります。
使い捨ての筆か、使い古した筆を使った方が無難かもしれません。
▼20分間おいて乾かした後、水につけて貼ります。
▼そのままではバラバラになってしまったデカールが見事に貼れました。
と言うわけで、バイクとサイドカーのナンバー部分に「リキッドデカールフィルム」を同じように塗って、無事に貼り終えました。
▼最初の写真と重複しますが、貼り終えた写真です。
それでも、私のやり方が良くなかったのでしょう。
バイクの後部ナンバーは少し破れたところが出てしまいました。
辻堂ジップさんに教えてもらってすぐに買っておいたのですが、実際に使ってみたのは今回が初めてです。
これで実戦を無事終えたので(笑)、古くて危なそうなデカールが今後あってもこの「リキッドデカールフィルム」で助かりそうです。
辻堂ジップさん、ありがとうございました。
今回はデカール貼りだけで終わってしまいました。次回こそ、フィギュアの塗装を行いたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
余談ですが、タミヤのデコレーションシリーズ、艶出しニスが同じように使えるらしいです。マイクロが手に入らなくなったら試してみます。
私も何度か助けられています。
デカールを貼ると更に引き締まってきます。
綺麗なラッカー溶剤で洗って、キムワイプで少し強めに拭き取ったら取れました。
水でも大体取れましたが、リキッドデカールフィルムを筆へ多めにつけ過ぎてしまったのかもしれません。
アドバイスありがとうございます。
アドバイスして頂いたのが生きました。
本当に助かりました。あの時すぐに買っておいて良かったです。
私は筆にリキッドデカールフィルムを多く付けすぎてしまったのかもしれません。
水で洗ったのですが、よく落ちなくてすぐに諦めてしまいました。
落ちないわけでは無かったのに、根気がなくて情けないです。
ラッカー溶剤でも落ちたので、水、溶剤とどちらでも大丈夫みたいです。
タミヤの艶出しニス、有益な情報ありがとうございます。
早速ヨドにお気に入り登録いたしました😄
初めて使ってよくわかりました。本当に救世主ですね。
これからは古いデカールでも、頼もしいこの液があると思うと気が楽になります。
各種マークとSSナンバーが貼られて、おっしゃる通りぐっと引き締まりました😄
LSSAHの部隊マークと戦術マークの選択の記事、大変興味深く読ませて頂きました。
戦術マークと部隊マーク、いい感じだと思います。
戦術マークは当時の写真そのままですし、部隊マークも切欠きがあるものは見出せませんので、
ばっちり正解ではないでしょうか。
リキッドデカールフィルム、忘れていました
購入しなくては(^^;。
ドイツ軍の部隊マークと戦術マークはもっぱらサンデーアート社発行の「ドイツ軍車輌の塗装とマーク」に頼っています。
初版が昭和55年3月! 重版を重ねて私が持っているのは平成8年12月に発行された、多分四版だと思います。
その後の研究で変わった部分もあるかもしれませんが、この本は私にとって手放せない一冊です。
師団、戦術マークで黒猫2号様にお墨付きをいただき、安心いたしました。
「リキッドデカールフィルム」、初めて使いました。
クラキンさんがおっしゃる通り、古いデカールにとってはまさに救世主です!
先日NO IMAGE様のブログで、その存在を初めて知りました。
今回の記事もとても参考になりました(^^♪
そうですね。私も初めて使いましたが、便利なアイテムです。
デカールが心配な時は、まずこれを試してみると良いと思います。