Sd.Kfz.251/9 Ausf.D 後期型
第20戦車師団 所属部隊不明
1944年8月20日 ルーマニア バカウへ進撃中
参考資料
ドイツ装甲兵員輸送車Vol.1 Sd.Kfz.251 グランドパワー2015年1月号別冊
Sd.Kfz.251ハーフトラック1939-1945 オスプレイ・ミリタリー・シリーズNo.28 大日本絵画
ラスト・オブ・カンプフグルッペ 高橋慶史著 大日本絵画
ハセガワ1/72、Sd.Kfz.251/9 Ausf.D、シュツンメルが完成しました。
このキットはD型の後期型であり、先に完成させたタミヤの前期型と比較したくて作ってみました。
スケールの違いはありますが、比較することは充分可能だと思います。
組立で2点、やらかしました。まずは7.5cm主砲の防盾が傾いて付いています。
もう一つは車体の下部、工具入れの部分と車体との間に隙間を発生させてしまいました。
塗装は三色迷彩ですが、1/72の割にはうまく行ったかなと自己満足しています。
チッピングはするか、しないか悩みましたが、雰囲気を重視してやってみました。
やはりオーバースケールになってしまった部分がありますが、こちらも自分的には満足しています。
今回作ったハセガワのミニスケールのキットは履帯の出来も良く、古いキットながらなかなか楽しめました。
それでは完成写真をアップします。途中から前期型と後期型との違いを写真を添えて比較しています。
▼タミヤ1/35 D型前期型
前期型は24口径7.5cm砲をキャビン内右側にオフセットして架台を組み、この上に三号突撃砲の包架ごと載せ、砲部分にあたる操縦席右側前面を大きくカットして砲を突き出すという簡易な方式が採られています。
(グランドパワー2015年1月号別冊 ドイツ装甲兵員輸送車より)
▼ハセガワ1/72 D型後期型
1943年12月に、生産性の向上と射角の増大を図った改良型となる後期型が生産に入りました。
これは専用の三角形をした小型の砲架に載せた状態で、砲を直接操縦室上面に搭載しています。
駐退器カバーの直後に防盾を装着し、車体左右と操縦室上面に一部がかかる装甲板が取り付けられていました。
また右側には同軸機銃としてMG42を搭載していました。
(グランドパワー2015年1月号別冊 ドイツ装甲兵員輸送車より)
最後にタミヤ1/35とハセガワ1/72を並べた記念写真です(笑)
言われないと1/72とは判りませんね。
1/35と並んでも、見劣りしないのは流石です。
いいですね。
すばらしい!
1/35ももちろんですが、1/72の迷彩塗装やチッピング等も見ごたえがあります。
手のひらに乗った写真を見て、その小ささにビックリ!!
いろいろ参考になりました。
今回の作品も鉄板の錆とか傷み具合が見事ですねー。
縮尺は比較するものがないとまったくわかりませんでした。
1/35だと思いこんでいたので、最初、ライターや手との写真を見て、「え、こんなに小さいの?」って思ってしまいましたw。縮尺関係ない出来なのがすごいです!
手のひらやライターは合成で、大きいのは1/16だと言って欲しい・・・とか(笑!)。
たいへん失礼しました。
チッピングのやり方を考え直してみます。
ありがとうございました。
1/72は昨年夏のマチルダ以来です。
オープントップのこちらの方が塗装は面倒でした。
三色迷彩が割とうまくいったのが、1/35に見劣りせずに済んだのだと思います。
錯覚ですが、1/72と並べると1/35が大きく見えます(笑)
ご指摘通り今回は、迷彩塗装とチッピングがうまく出来ました。
チッピングは思いの外、うまく出来たので今後作るミニスケでもトライしようと思います。
大きさを実感してもらう写真はライターだけにするつもりでしたが、つい手のひらに載せたくなって写真を追加してしまいました
1/72の大きさをアピールしたくて、ついライター並べと手のひら置きを載せてしまいました。
1/72でも、なるべく1/35と同じ塗装作業をした結果、小さくても密度が増したのだと思います。
次の1/72は戦車ですが、今回ほど精密度が上がりそうもなく、ちょっとモチベーション下降気味です
実はこれ1/35で、ライター並べと手のひら置きは合成写真なんです。冗談です、すいません。
チッピングは、もう車体に触れるかどうかぐらいの筆の運びをしました。ちょっと震えました
1/72の在庫も多くあるので、今後もトライしたいと思います。
スケール的にかわいらしくて、見るにはいいんですけど、作るとなるとめっちゃストレスたまるってことを身をもって体験中です。
頑張ったらこんなふうにできるんだっていう手本を示していただいたので励みになります。