気軽に茶道をしてます。

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杜鵑草は

2015-10-06 17:07:18 | 季節の花々
7月の下旬に咲き始めた杜鵑草が、まだ咲いております。
茶花としても、咲く姿が格調高く良い花ですね。

花びらは白色から淡紫色で、内面に紅紫色の斑点があり、
この花は「タイワンホトトギス」の栽培品種でしょうか。
 ←クリックで若葉に斑点が 
11月中旬まで咲くそうです。

一般に「杜鵑草」の斑点は、二つあり、
一つは白地の花びらに紅紫色の斑点で、
ホトトギスの胸の羽毛の模様と似ることから
「杜鵑草・時鳥草」と名付けられております。
もう一つは、若葉にある油じみ様の斑点で、
ユテンソウ(油点草)という別名の元で、
花が咲く頃には消えます。
葉緑素が増え、覆い隠すのかもしれません。
面白いですね。

またホトトギスの仲間の多くは花を上向きにつけますが、
ジョウロウホトトギス類は、半開の黄花を
懸崖状に下向きにつけるそうで、
多くは、絶滅危惧種に指定されております。

特に「山里の貴婦人」と称される
キイジョウロウホトトギス」(紀伊上臈杜鵑草)が、
熊野那智大社で咲きだしたとテレビで紹介されておりました。

また山奥になりますが、和歌山県すさみ町の佐本地域では、
「キイジョウロウホトトギスの里」として保存に熱心で、
10月10日頃に満開を迎えるそうです。
この週末の三連休、絶好の季節ですね。