気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

中置小間扱いと風炉逆勝手を

2015-10-14 18:28:26 | お稽古
先日、自分の稽古に伺う道沿いに、
烏瓜が、色づき、
また奈良の町並みから望む若草山山頂付近では
一面のススキで覆われ、
朝日を浴び銀色に輝いております。
今朝は当番で、早く家を出たため、
思いもかけない贈り物に出会えました。

お稽古では、
中置小間扱いと風炉逆勝手を教えていただきました。
中置は十月初旬から開炉までで、
日毎に寒くなるこの時期、
名残りにもなります。
風炉が、点前畳の左右中央に置かれることにより、
火を近づけ、
水を遠ざける心遣いが現わされておりますね。
風炉逆勝手は、
点前畳の右側に風炉があり、
台子・長板は据え付けられておらず、
本当に変則的で、
なかなかすんなりと、身には付きませんが、
このようなお席に出会うこともあるでしょう。

心得ておかねばならないお点前ばかりで、
精進あるのみですね。

主菓子は樫舎の”菊の練りきり”