気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

栗むし羊羹と大板の扱いにて最後の風炉に

2015-10-21 00:26:47 | お稽古
菊月の明日、重陽の節句(旧歴9月9日)ですが、
いえ、もう時計は今日21日になりました。
残念ながら、朝冷えは期待薄、
朝露はどうでしょうか?
このような「着せ綿」の風習は、奈良の地では?

朝からのお稽古には、お二人いらっしていただきました。
退職されても、”おいでくださいと”
お呼びがかかっておられ、バリバリの現役。
シーズン最後になる風炉のお稽古は、
中置に適した大板の扱いをさせていただきました。
大板を畳目、一、二・・・十六向こうの畳中央に置き、
風炉を据えました。

主菓子は、先日の御影、「虎屋吉末栗むし羊羹です。
 
お茶事の前ですが、
心を落ち着けるお稽古と相成り、
ありがとうございました。

この風呂は来年まで使うことがありません。
良いお天気が続いており、この機会にと
まず、風炉の灰はごみを取り除き、
来シーズンも使わせていただくため、
湿気が来ないよう、ビニール袋へ
そしてこの風炉は、きれいに細かいほこりまで取り除き、
戸棚に仕舞わせていただきました。

そうでした、週末の茶事の窶風呂が残っておりました。
このような仕事も、大変ですが、
季節を感じることができ、幸せな作業です。