二十日から始まった東大寺二月堂の修二会
本行入り前の『試別火』という修業中ですが、
昨日二十三日に、『花ごしらえ』という
仏前にお供えするツバキの造花を手作りされ、
その数四百個の造花が次々と出来上がっております。
毎日新聞より
このツバキの造花には、こんなお話があります。
その昔『お水取り』に使う造花の椿を作っていた時に、
その赤い紙に糊を誤ってこぼしてしまい、
白い斑点のある赤い椿になってしまい、
その造花のツバキが二月堂の南西にある開山堂の庭に咲く
椿の花、『良弁椿』に似ており、『糊こぼし椿』と呼ばれ、
糊こぼし椿
以後この造花のツバキも、
花の芯は、タラの木で作り、
雄しべの黄色は、くちなしの実の色素で、
色付けし、芯に黄色い紙を巻きつけます。
花びらの赤色は、白の和紙を紅花色素で色付けし、
そして今まではこの赤色の和紙だけだったのが、
白色の和紙も交えて張られるようになりました。
玄関に、昨年同様『糊こぼし』を飾っております。
玄関が華やかになりました。
きっと、ほんのいっときでしょうが、
別火坊も華やかな雰囲気に包まれた事でしょう。
本行入り前の『試別火』という修業中ですが、
昨日二十三日に、『花ごしらえ』という
仏前にお供えするツバキの造花を手作りされ、
その数四百個の造花が次々と出来上がっております。
毎日新聞より
このツバキの造花には、こんなお話があります。
その昔『お水取り』に使う造花の椿を作っていた時に、
その赤い紙に糊を誤ってこぼしてしまい、
白い斑点のある赤い椿になってしまい、
その造花のツバキが二月堂の南西にある開山堂の庭に咲く
椿の花、『良弁椿』に似ており、『糊こぼし椿』と呼ばれ、
糊こぼし椿
以後この造花のツバキも、
花の芯は、タラの木で作り、
雄しべの黄色は、くちなしの実の色素で、
色付けし、芯に黄色い紙を巻きつけます。
花びらの赤色は、白の和紙を紅花色素で色付けし、
そして今まではこの赤色の和紙だけだったのが、
白色の和紙も交えて張られるようになりました。
玄関に、昨年同様『糊こぼし』を飾っております。
玄関が華やかになりました。
きっと、ほんのいっときでしょうが、
別火坊も華やかな雰囲気に包まれた事でしょう。