卯の月朔日、庭で因む植物を探しました。
「卯」は「初」・「産」・「植」の字も当てられますが・・・
我が家のウツギ(空木)は、若葉がでたばかり
花が咲くのは、新暦では5月頃
昨年の5月初旬
「朔」はいちいの木で、蕾がでております。
昨日は3月31日、弥生最後のお稽古に伺いました。
釣釜からもう透木釜になっており、炉の季節が進みます。
透木釜でのお炭をさせていただき、
濃茶付花月、さらに「貴人清次花月之式」を教わりました。
【七事式、花月之式(中)、世界文化社より】
「貴人清次」というのは、
「貴人」のお伴にも茶を点てる作法で、
「清」という字は、貴人を
「次」(つぎ)がお伴を示します。
このような心構えを
1.平花月之式に準じ、月が茶をいただき、花が点てる但し月は先に決めます
(貴人とお次でお茶碗が変わりますからね)
2.貴人一名は正客を務め、お次四名で
3.貴人は仕舞花のとき以外、替札を自席に置く
(貴人は常に正客なので座が変わりませんが、仕舞の時は、
点前座で札を折居に返さなくてはならないからですよね)
4.貴人以外は客座で手をついて控える
5.貴人に対して必ず一礼が必要
6.貴人茶碗は天目のものを木地の台にのせて、茶巾、
茶筅(白竹)、茶杓を仕組み、菓子も高杯に盛る。
次茶碗は普通の茶碗に、煤竹の茶筅を用い、
茶巾は『千鳥茶巾』に畳みます。
7.貴人茶碗や拝見物はお次がとりつぐ
8.月が茶碗をへり内に取り込むと、次の「月」「花」が名乗る
9.貴人とお次では仕舞い付けが異なり、いきなり茶筅通しに
茶道大辞典では、
「透木」とは、
”敷木より転訛した言葉で、
釜の羽が炉壇や風炉の肩縁にかかる場合、
炉壇や風炉の肩縁に置き釜の羽を支え、
釜を透かして通風をよくするために
使用する拍子木形の木片をいう。
多くは桐材で、炉・風炉用がある。”と
さらに
「透木釜」は、
”透木に当ててかける釜の意からの命名と考えられ、
従って必ず羽釜である”と
自宅稽古が楽しみになりますが、
昨年の写真
今年のしつらえを考えなくてはいけませんね。
「卯」は「初」・「産」・「植」の字も当てられますが・・・
我が家のウツギ(空木)は、若葉がでたばかり
花が咲くのは、新暦では5月頃
昨年の5月初旬
「朔」はいちいの木で、蕾がでております。
昨日は3月31日、弥生最後のお稽古に伺いました。
釣釜からもう透木釜になっており、炉の季節が進みます。
透木釜でのお炭をさせていただき、
濃茶付花月、さらに「貴人清次花月之式」を教わりました。
【七事式、花月之式(中)、世界文化社より】
「貴人清次」というのは、
「貴人」のお伴にも茶を点てる作法で、
「清」という字は、貴人を
「次」(つぎ)がお伴を示します。
このような心構えを
1.平花月之式に準じ、月が茶をいただき、花が点てる但し月は先に決めます
(貴人とお次でお茶碗が変わりますからね)
2.貴人一名は正客を務め、お次四名で
3.貴人は仕舞花のとき以外、替札を自席に置く
(貴人は常に正客なので座が変わりませんが、仕舞の時は、
点前座で札を折居に返さなくてはならないからですよね)
4.貴人以外は客座で手をついて控える
5.貴人に対して必ず一礼が必要
6.貴人茶碗は天目のものを木地の台にのせて、茶巾、
茶筅(白竹)、茶杓を仕組み、菓子も高杯に盛る。
次茶碗は普通の茶碗に、煤竹の茶筅を用い、
茶巾は『千鳥茶巾』に畳みます。
7.貴人茶碗や拝見物はお次がとりつぐ
8.月が茶碗をへり内に取り込むと、次の「月」「花」が名乗る
9.貴人とお次では仕舞い付けが異なり、いきなり茶筅通しに
茶道大辞典では、
「透木」とは、
”敷木より転訛した言葉で、
釜の羽が炉壇や風炉の肩縁にかかる場合、
炉壇や風炉の肩縁に置き釜の羽を支え、
釜を透かして通風をよくするために
使用する拍子木形の木片をいう。
多くは桐材で、炉・風炉用がある。”と
さらに
「透木釜」は、
”透木に当ててかける釜の意からの命名と考えられ、
従って必ず羽釜である”と
自宅稽古が楽しみになりますが、
昨年の写真
今年のしつらえを考えなくてはいけませんね。