気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

茶禮祖「珠光」縁の称名寺での『珠光忌』のお知らせ

2016-04-23 15:27:45 | 散策
此道、第一わろき事ハ、
   心のかまんかしやう也

           村田珠光の「心の文」より

奈良で今年の二月に開催された「珠光茶会」では
奈良の一社七寺で行われましたが、
珠光ゆかりの寺『称名寺』が入っておりません。
どうしてなのでしょう?

称名寺(しょうみょうじ)は奈良市菖蒲池町にあり、
元は、興福寺の末寺で、現在は浄土宗西山派、
山号は日輪山と。
HPにて
”諸般の事情により普段の見学・拝観は、
 平成26年1月1日よりお断りさせていただいております。”
とのことですが・・・
今年の「珠光忌」には、命日の五月十五日、            
午後1時より厳修が執り行われます。
なお当日は、午前10時より午後3時まで
本堂と茶室を特別公開されるそうです。

(土壁の保護の為、茶室内への入場はお断り)

「侘び茶」の祖として知られる村田珠光が
11歳のときに出家したとされるお寺になりますが、
私はなかなか伺う機会がなく、
3月の初旬に、お伺いすることが出来ました。

近鉄奈良駅の天の交差点から北に5分

左折し、やや狭い道を100mほど進むと右側に
 
山門をくぐり、本堂に
  
鬼瓦とかわいい飾り瓦
  
珠光手植の竹
これで茶杓を作られたのでしょうか?フフフ
 
ひっそりとして、訪れる方もなく
さびしいですね。