土曜日の夕方、用事で奈良市内へ出かけました。
急に予定の時間が伸び、小一時間ほど空き、
どうしましょう。
『いにしへの 奈良の都の八重桜
けふ九重に 匂いぬるかな』
伊勢大輔(百人一首61番)
この歌は、興福寺東円堂(現在は跡)にあった桜だそうで、
知足院の裏山で、大正11年再発見され、1923年には
天然記念物に指定されております。
この『奈良の八重桜』はもう咲いているかもと、
これがとんでもない大間違いなのです。
一番遅く咲く桜で、黄金週間頃だそうです。
紅と白の混在したとても可憐な花テなのですが、実は
つぼみは赤く、小ぶりの花は咲き始めは白いのですが、
3日ほど開花した後、散る前には再び赤くなるからなのです。
日本の遺産より
東大寺塔頭「知足院」の裏山にあった樹は枯死してしまい、
同じ場所に、遺伝子を受け継いだ幼木が植えられております。
知足院の裏山まで結構急な坂道です。
案内板に幼樹ですから成樹をご覧になりたい方は、
東大寺東塔跡西、大仏殿西側入り口・西石垣、転害門へと
幼木
案内板
なお、この「奈良の八重桜」から取られた花酵母を用いて
日本酒が作られており、フルーティで
カクテル向きかもしれません。
ここまで来たのですから、
東大寺塔頭『知足院』へもご挨拶を
山門に向かう階段に染井吉野桜の花びらが
そして白壁の崩れた感じがなんとも
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/74/1a/41b57b6277ee5add1296d745c78061b4_s.jpg)
山門から
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/02/7e/fcfaa7e10ceda40fd64b5723834ffea1_s.jpg)
本堂には、文使い地蔵様がいらっしゃいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/41/d5/0bb7fb0c5cf7d2ee353ca33cf3de1a11_s.jpg)
庫裡への階段
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7b/99/a9a82a64a29863ed74464610e51b6fb7_s.jpg)
青竹の手すりが何とも良いですね。
だんだん暗くなってまいりました。
隣の正倉院の校倉が塀の間から眺められます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1c/b3/76df8532518797e712e7461d99470590_s.jpg)
突然正面に東大寺の大仏殿が目に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4d/3a/528ce76b58a3e28950ff7abd88c0727a_s.jpg)
大仏池の方向、西側に照明を当てられたかのように
で枝垂桜が、なかなか見れない景色を出会えました。
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急に鹿さん達がゾロゾロとこちらにやって来ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/3f/7ffece343436f56dc6e50f7fe8be4bf6_s.jpg)
何か良い匂いがしたのでしょうか。
実は、お友達のおうちで、夕食を一緒に頂く予定のため、
車の中に、作りたての持ち寄り料理があるのです。
あわてて、車へと。
沈みゆく夕日に映える一本の桜、感謝あるのみです。
急に予定の時間が伸び、小一時間ほど空き、
どうしましょう。
『いにしへの 奈良の都の八重桜
けふ九重に 匂いぬるかな』
伊勢大輔(百人一首61番)
この歌は、興福寺東円堂(現在は跡)にあった桜だそうで、
知足院の裏山で、大正11年再発見され、1923年には
天然記念物に指定されております。
この『奈良の八重桜』はもう咲いているかもと、
これがとんでもない大間違いなのです。
一番遅く咲く桜で、黄金週間頃だそうです。
紅と白の混在したとても可憐な花テなのですが、実は
つぼみは赤く、小ぶりの花は咲き始めは白いのですが、
3日ほど開花した後、散る前には再び赤くなるからなのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/76/43/52ae4a3901ad7764a347449cc8394192_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/66/39/96cd5dab946d95beac6b362a94b51cc7_s.jpg)
東大寺塔頭「知足院」の裏山にあった樹は枯死してしまい、
同じ場所に、遺伝子を受け継いだ幼木が植えられております。
知足院の裏山まで結構急な坂道です。
案内板に幼樹ですから成樹をご覧になりたい方は、
東大寺東塔跡西、大仏殿西側入り口・西石垣、転害門へと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/12/ee/6c1fce20963ac63c486fda46c3edaa0a_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6d/b4/9749ea70a00406eb88a97d33461ad7a2_s.jpg)
なお、この「奈良の八重桜」から取られた花酵母を用いて
日本酒が作られており、フルーティで
カクテル向きかもしれません。
ここまで来たのですから、
東大寺塔頭『知足院』へもご挨拶を
山門に向かう階段に染井吉野桜の花びらが
そして白壁の崩れた感じがなんとも
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/32/03/0edb33e236bdb1790ef7e3ae4810572d_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/44/b5/29091ce3429a011fd4100820dd4d12b7_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/74/1a/41b57b6277ee5add1296d745c78061b4_s.jpg)
山門から
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/02/7e/fcfaa7e10ceda40fd64b5723834ffea1_s.jpg)
本堂には、文使い地蔵様がいらっしゃいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/41/d5/0bb7fb0c5cf7d2ee353ca33cf3de1a11_s.jpg)
庫裡への階段
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7b/99/a9a82a64a29863ed74464610e51b6fb7_s.jpg)
青竹の手すりが何とも良いですね。
だんだん暗くなってまいりました。
隣の正倉院の校倉が塀の間から眺められます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1c/b3/76df8532518797e712e7461d99470590_s.jpg)
突然正面に東大寺の大仏殿が目に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4d/3a/528ce76b58a3e28950ff7abd88c0727a_s.jpg)
大仏池の方向、西側に照明を当てられたかのように
で枝垂桜が、なかなか見れない景色を出会えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/62/3b/366ad9412accf0ca9fe662e5dbdc076a_s.jpg)
急に鹿さん達がゾロゾロとこちらにやって来ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/3f/7ffece343436f56dc6e50f7fe8be4bf6_s.jpg)
何か良い匂いがしたのでしょうか。
実は、お友達のおうちで、夕食を一緒に頂く予定のため、
車の中に、作りたての持ち寄り料理があるのです。
あわてて、車へと。
沈みゆく夕日に映える一本の桜、感謝あるのみです。