雨の事始め・煤払い・松迎えの日になり、
京都花街や神社仏閣の様子がTVで流れております。
子庭では満天星躑躅のこの枝だけの紅葉が残り、
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山茱萸の赤い実と白南天の実が雨に濡れております。
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遅ればせながら11月の茶会に際して、
先生への御礼も済ますことが出来、有難うございました。
台子の自主練もしなくてはならないのですが・・・
もう初釜の事で、頭が一杯なのです。
そんな時、図書館で出会った本、
「且座喫茶」いしいしんじ 淡交社2015.10.7
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「なごみ」に連載され、御存じの方も多いかと思いますが、
加筆、写真を増補され一冊の本に。
前文に、「且座喫茶」とは、
禅語で「且(しば)らく坐して茶を喫せよ」---
まぁ、しばらく座ってお茶でも飲もうよ、という意味と。
そんな軽い気持ちで、お借りし読み始めると、
一気に読み??ました。
現実逃避といわれれば、そうかもしれませんね。
・「真剣」な茶の湯の空間
・
・
・わかりません
16篇、195ページからなる随筆で、
感じたことが多々あるのですが・・・
「真剣」なお茶は、自然とこちらにはいりこみ、
思ってもみなかった、清新な場所へ連れて行ってくれる。
・・・(中略)・・・
いま真剣に生きていると、みどり色の血の脈動を感じながら、
いつの間にか気づかされている。
・・・(中略)・・・
先生、お茶って、最初から最後まで、
わからないことだらけですね。
「そうね、それがお茶よ」
・・・・・・・・・
先生の声がします。
「お茶って、わかりません。
でもね、そこがいいのよ。
わからないから、たのしいんじゃない」
わからないからたのしい、わからないからたのしい
精進あるのみですね。
京都花街や神社仏閣の様子がTVで流れております。
子庭では満天星躑躅のこの枝だけの紅葉が残り、
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山茱萸の赤い実と白南天の実が雨に濡れております。
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遅ればせながら11月の茶会に際して、
先生への御礼も済ますことが出来、有難うございました。
台子の自主練もしなくてはならないのですが・・・
もう初釜の事で、頭が一杯なのです。
そんな時、図書館で出会った本、
「且座喫茶」いしいしんじ 淡交社2015.10.7
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「なごみ」に連載され、御存じの方も多いかと思いますが、
加筆、写真を増補され一冊の本に。
前文に、「且座喫茶」とは、
禅語で「且(しば)らく坐して茶を喫せよ」---
まぁ、しばらく座ってお茶でも飲もうよ、という意味と。
そんな軽い気持ちで、お借りし読み始めると、
一気に読み??ました。
現実逃避といわれれば、そうかもしれませんね。
・「真剣」な茶の湯の空間
・
・
・わかりません
16篇、195ページからなる随筆で、
感じたことが多々あるのですが・・・
「真剣」なお茶は、自然とこちらにはいりこみ、
思ってもみなかった、清新な場所へ連れて行ってくれる。
・・・(中略)・・・
いま真剣に生きていると、みどり色の血の脈動を感じながら、
いつの間にか気づかされている。
・・・(中略)・・・
先生、お茶って、最初から最後まで、
わからないことだらけですね。
「そうね、それがお茶よ」
・・・・・・・・・
先生の声がします。
「お茶って、わかりません。
でもね、そこがいいのよ。
わからないから、たのしいんじゃない」
わからないからたのしい、わからないからたのしい
精進あるのみですね。