気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

11月の稽古日のお知らせ、椿の実が割れました

2016-10-21 12:35:07 | 稽古日のお知らせ
神無月も残り十日となり、
こんなことから月日の流れの早さを感じております。
駅からの通りがかった遊歩道沿いの椿に、八月には
実がなっていることに気付いておりました。
濃い緑の葉陰に隠れるように、ひっそりと
紅色を帯びたつるりとした椿の実が、
丸めても見たりつらつら椿の実
            尾崎紅葉
(なお「椿に実」は秋の季語になるようです。)
8/18
今や、褐色になった実が割れ、茶褐色の数個の実が見え、
冬から春に咲く花の鮮やかさに比べ、地味そのもの。
10/19
そうでした、霜月になれば「炉開き」になります。
我が家の庭の椿は、咲いてくれるでしょうか?
長月初めから咲きだした「西王母」、虫にやられたのか
次の蕾は堅いまま、心配になり次に咲く
「初嵐」を見ると、やや膨れた蕾はありますが・・・
葉の陰から、割れた椿の実に4つの種子があります。
 
あと半月ほどですが「炉開き」に間に合いますよう、
どちらでもよいですので、咲いてくださいね。

*ブログで稽古日のお知らせを今後させて頂きます。
 がお稽古日になります。

柳生・芳徳寺で出会った「念ずれば花ひらく・・・」

2016-10-20 15:34:32 | お稽古
先日、柳生の郷での用事を済ませ、秋の日差しのなかで、
10年位前柳生陣屋跡にての茶会に思いを馳せておりました。
柳生では300本の桜の名所なのですが・・・
 
この年は例年より春が早く訪れ、主役の桜が散ってしまい、
寂しいねっと、準備をしている時に話しておりますと、
先生から廻りの山々が、若草色に芽吹いた木々を見られ
「山笑う」という季語になり・・・
気遣われていたこと等、昨日のように思い出しました。
谷を挟み、長い石段の先に、柳生家の菩提寺「芳徳寺」が
木々の間からみえました。

早速、急な階段を下り、その階段の元へ

階段のあちこちに、夏の名残の花?が、
  
 
 
花々に迎えられ、一刀石と芳徳寺との分岐に、
右側に足を向けると、歌碑がぽつんと。
 
念ずれば花ひらくなる必ずや
        柳生街道来ます日待たむ

先代の住職の奥様のお歌だそうです。
直ぐ反対側には、誰もいない静かな正木阪道場に。

登り詰めますと石舟斎塁城跡の石碑が見え
芳徳寺(神護山芳徳禅寺)へ、
右側は福祉法人の建物がありますが、門前には誰も。
拝観料200円はここにとの、色あせた紙切れが、
  
門から本堂を望みますが、ここまで誰一人として
お会いしておりません。紅葉もまだなので、次回にと、
御本尊の釈迦如来様へ手を合わせました。

廻りの広場から陣屋跡を望もうとしていますと
草むらに隠れてまた歌碑があり、

陣屋跡方面を望みますと、柳生の里を一望できます。
なるほど自然の天守閣になる地の利があるのでしょう。

下る途中にリュックを背にした女性お一人に
やっとお会いできました。一安心!
11月は秋本番、柳生街道はきっと賑わうのでしょうね。

「田虫葉」の赤い実で

2016-10-19 17:05:43 | 季節の花々
嬉しいことに、不明だった草木の名前が判明しました。
16日の日曜日、出稽古の日ですが、もう少し寝させてと
6時35分からのNHK俳句を何気に見ておりますと、
鋭い批評で有名な選者の夏井いつきさんとゲストの紹介に。
愛媛県西条市?の自然観察ガイドの山本貴仁さんで、
机の上に、不格好な赤い実が置かれておりました。何?
お題「黄葉」と「黄落」にちなみ、黄葉のベストはカツラ、
黄落はコシアブラとお話の後、その実を手に取られ鼻まで。
赤い実を嗅ぎながら、さわやかな匂いがします、
早春にコブシによく似た花で「タムシバ」とのこと。
この赤い実の樹を公園で見たことがあり、
なんだろうとずっと思っておりましたが。 
1月19日撮影
  
3月下旬(早春に撮った写真があったはずなのですが・・・)
 ネットより借用
(8月に赤く色づいた鞘の写真もあったはずなのですが・・・)
10月18日撮影
 
この日、散歩の途中に立ちより、
本当に爽やかな香りが、葉からも醸し出しておりました。
秋風に香る赤き実は田虫葉よ
              愚句
玄関にも置かせていただきましょうか?

なお当初”たましば”と聞こえており、あわててパソコンを
立ち上げ、調べますが・・・ありません
”こぶしに似た花 赤い実”で検索
タムシバ(田虫葉、学名:Magnolia salicifolia)は
 モクレン科モクレン属の落葉小高木。別名「ニオイコブシ」 
 花には芳香があり、早春に白い6弁花を葉に先立って咲く。
 他に「カムシバ」の別名をもち、「噛む柴」で、葉を噛むと
 キシリトールのような甘味がするためで、これが転じて
 「タムシバ」となったといわれる。

「光琳の菊」と秋明菊で

2016-10-18 16:43:18 | 主菓子とお干菓子
今日の奈良の最高気温は27.1℃と暑くなり、
お出かけには、日傘が必須で、半袖があれば、
この暑さは続きそうで、一部で色づき始めた紅葉は、
虫食い状態に、今年の紅葉はどうなることやら?


土曜日の自宅稽古は、皆様お忙しいのか、
朝からお一人のみになりました。
玄関のしつらえは、
タンキリマメの赤い鞘と蔓のエレガントさに負けない
竹ひごで編んだ竹花入れに替えてみました。
 
お稽古場には、今年やっと咲いた秋明菊を、
 
花入れにはこの白い秋明菊、杜鵑草、紫式部、薄で、
床のしつらえになりました。
  
中置初炭、中置運び濃茶にてのお稽古の準備も忘れずに。
 
主菓子は軸の「寿楽」からめでたい「万寿菊」とも呼ばれる
「光琳菊」を、そして『光琳の菊』と名付けました。

忘れるところでした。
今晩、次男坊の嫁さんの何回目?の誕生日のお祝い、
孫たちの好きな料理を作らなくてはなりません。
昼から、11月の茶事?に向けてのお稽古の予定でしたが、
私もお稽古できないのは残念・・・でも、
昼からのキャンセルは有難いことになりました。

ススキは尾花それとも枯れ尾花

2016-10-17 17:39:54 | 季節の花々
昨晩からの雨も、午前九時前には止み、西の空には青空が、
よかったー、今日の稽古用にススキを採りに行けます。
近くの空地から穂が赤っぽいのと白色を採り家に戻る途中
他の家のフェンスから季節外れの白百合の花が首を出して
おり、タカサゴユリの変種?なのでしょうか?。
天候不順のためなの・・・
 
準備を急がなくてはなりませんが、疑問な点が。
ススキって、赤紫色の穂と白い穂は種類が違うのかしら?
天邪鬼の相方に、一応尋ねてみますと
”しらん”とそっけない返事と思いきや、したり顔で
「ススキは、まず赤紫色の花穂の花(尾花)が咲き、
 咲いた後は白い毛の生えた種子(枯れ尾花)になるねん」
 
芒の穂すすきに触れて白さ増す
            山田六甲
付き合いきれませんから、準備準備!
床のしつらえになります。
 
花は、貴船菊、背高泡立草(代萩)、杜鵑草、紫式部、
この時期のススキは赤紫色の尾花が似合いますね。
 
準備完了、10時前に携帯が鳴りました。
”電車が事故のため、30分程遅れます”と
実は今日のお昼は、運動会の代休で休みの初孫(小六)の
願いで、お寿司が食べる約束をしておりました。
お一人だけでしたので、12時までみっちりと、
中置初炭、中置運び濃茶にてのお稽古となりました。
主菓子は樫舎の『豊穣』を。
 
喜んで頂けたでしょうか。
さあ、孫のところへ急ぎましょう。

太陽が顔をだし、若草山のススキも光っています。 

神嘗月の茶箱は

2016-10-16 17:22:23 | お稽古
今日は月一回の大先生のお稽古日、車の中から
朝の陽を浴びた若草山が、上の方からやや金色に染まり、
秋色を呈しはじめておりました。

(午後3時ごろで、遠くからでもわかりますでしょうか?)
一年は早いもので、今週末22日(土)からは、奈良最大の
いえ、世界最大の観覧者数を誇る『第68回正倉院展』が
奈良国立博物館で始まりますね。

お稽古は中置と窶(やつれ)風炉にて初炭、お濃茶、
茶箱の月を教えていただきました。

初炭の香合は「鳴子」
お茶入れは、「阿古陀」
主菓子は、奈良樫舎の『豊穣』で、
さきほどの若草山を思い出しました。

豊穣の秋に相応しい菓子になり、
明日の自宅稽古の主菓子、どうしましょうか?

帰り道、あちこちの田んぼでは稲刈りが盛んで、
コンバインの音が響き渡ります。
 
見下せば里は稲刈る日和かな
          正岡子規
奈良では今月いっぱいまでには稲刈りは終わりなのですが、
天候が不順で、田んぼも乾く間がなく、
やっと巡ってきました晴天でした。
でも明日は雨で、暖かい日が続くそうです。

開炉への支度

2016-10-15 17:00:10 | お稽古
今朝の奈良の最低気温は8.7℃まで下がり、
秋が駆け足でやって来ており、寒暖の差が・・、

でも来週は夏日の日が続くとの予想が・・・
不順な気候で、風邪には注意が必要ですね。

先日伺った先生のところでは、
今年は畳が入れ替えられております。
玄関に踏み入ったとたん
新しい畳のすがすがしい香が・・・・
新しい畳は何度も空拭きをしなくっては。
でも着物では台無しになってしまいますから、
前日連絡網にて、”洋服でおいで下さい”と

皆で四方八方から空拭きして
あっというまに終わりました。
中には、畳を拭くのが初めての方も・・・

次に沢山ある風炉を一部片付けました。
灰を上げて、袋に詰めます。
風炉灰は炉灰と違い灰汁抜きをしません。
その為、鉄の五徳は錆ます。
灰を払った後は、熱湯をかけ綺麗に灰を落とし
きれいなタオルで拭いて乾かします。
風炉も灰を落としきれいに拭きます。
来年までーお休みです。

その後、五行棚で平花月と四畳半花月をいたしました。
床は菅原道真の
このたびは ぬさもとりあへず 
 手向山 もみじのにしき 神のまにまに


三月堂の横に東大寺を守護する『手向山八幡宮』があり、
菅原道真の腰掛石と歌碑が祀られております。
 
手向山は奈良と京都の間の峠のことだそうですが、
どこかは不明だそうです。
しかし道真が、西暦898年に手向山八幡宮に詣でたという
記録は残されております。

主菓子は『千代見草(ちよみぐさ)』奈良・樫舎
いつもと雰囲気の違うお稽古でしたが、
自然といつものように、お稽古に集中しておりました。

霜月が楽しみになりますね。
紅葉の錦を探しに出かけなければ、
そして
炉開と新しきかな畳待つ
          愚句

法華寺さんにある会津八一の歌碑の訪問で思わぬ読経が聴けました

2016-10-14 16:35:00 | 会津八一の歌碑
自動車各社とも、車のリコールの報道をよく聞きますが、
我が家の愛車にも通知が届きました。
使用者の観点からすると、日本のモノ作りも危ないのかと
つい考えてしまいがちですが、
情報公開が進んでいるからなので、良いことですね。
(相方からM社を除きなさいと:懲りない会社やーと
 10年前株で損をした相方は怒り心頭、まあまあ)
そんな訳で、引き取りに来させばよいものを、先日
リコール修理へ車を持って行きました。
多分洗車してくれるはずとの期待からと、もう一つ
約二時間の待ち時間に、『法華寺』さんの境内にある
会津八一の歌碑に会いに行ってまいりました。
もう少し後の10月22日以降でしたら正倉院展に合わせて、
国宝の十一面観音菩薩立像等の御開帳もあるのにと
お思いでしょうが・・・ゆっくりできないのですもの。
境内の中には、昨年香道体験には伺っておりましたが・・・

現在のような伽藍、本堂・鐘楼・南大門に再興されたのは、
豊臣秀頼と淀君で、関ヶ原の戦いの後の慶長六年1601年で、
平城京跡から歩くと、南大門(重要文化財)に至りますが、

閉まっており、法華滅罪之寺の石碑が横に。
格式ある門跡寺院であることを示す「筋塀」が
白い筋が5本あり最高位、さもありなん。
塀沿いに東に進むと、朱塗りの赤門(東門)があり入り口に
 
本堂と華楽園の拝観料は700円ですが、時間がないので
本堂だけ500円を支払い、会津八一さんの歌碑はどこにと
お聞きすると、直ぐそこにと教えていただけました。
袴腰のついた入母屋造の鐘楼堂を本堂へ向かうと

直ぐ側に、さぬき庵治石の歌碑が、でもひびが二つも、
裏に、昭和40年11月3日入江泰吉光枝建之と。
  
ふぢはらのおほききさきを 
   うつしみにあひみるごとく
         あかきくちびる
』     
「藤原の大き后をうつしみに相見るごとく赤き唇」

早く歌碑の十一面観音菩薩立像さんに会いたいもの、
十一面観音菩薩立像(国宝、榧かや材の一木造)
十一面観音菩薩立像ご分身(白檀の一木造)
でも、本堂前には日通の美術品輸送車が停まっています。

ブラブラしておりますと、南大門横に歌碑を見つけました。
 
いにしへの古き堤は年ふかみ池の渚に水草生ひにけり
万葉歌碑(山部赤人万葉集巻三 378 門跡:久我高照尼筆)
ー詠故太上大臣藤原家之山池歌ーと
不比等の邸宅跡に建てられたのが、法華寺ですから
護摩堂があるこんな池をさしているのでしょうか?

護摩堂反対側に、赤い花『ギョリュウバイ・御柳梅』が
 
ほどなくして車は出て行き、本堂の障子が開き、
お二人の尼僧様が二人の学者?をお見送りに出てこられます。
 
さあ本堂内へ入らせていただくと、私だけ。
扉の閉まった御本尊の十一面観音菩薩立像と四神、
そしてインド政府から頂かれた立派な白檀一木造の
十一面観音菩薩ご分身にご挨拶をしておりますと、
右手の維摩居士像(重文)の庫裡から読経の声が・・・
(維摩居士像は木心乾漆造、高さ92,7cm、天平時代の作)
堂内全体ににひびきわたります。
唱和されているお声を聴かせていただいておりますと、
自然と手を合わせます。和やかな気分に・・・
十一面観音菩薩さまに抱かれたようにも感じられ
偶然の暫しの時に感謝です。

先ほどの車や学者風の方たちから考えてみますと、
どこかの美術館への出張から帰られたばかりで、
お戻りの読経だったのではないでしょうか?

なんと、イタリアでの文化庁主催の『日本仏像展』
ローマ市クイリナーレ宮でこの7月から9月まで開催でした。
遠いところまで、日本のためご苦労様です。

読経が終わられ、シーンとしお堂内を巡っておりますと
1歳過ぎの子を連れられた妊婦さんとお母様がお参りに。
安産にと私も一度孫のために、『お守り犬』を頂いており、
光明皇后様のお考えのもので、護摩木の灰と土を混ぜ合わせ
寺伝どうりに尼僧さまの手によります。
また厄除けにもなるとのことです。(HPから)
10月22日から御本尊様のご開帳に是非足を運んでくだされば。

車は、云わずと洗車していただいておりました。アリガトウ

奈良・柳生阪原でコスモス祭りが

2016-10-13 17:28:25 | 散策
今日は旧暦の9月13日で、十三夜(月齢12.09)ですが、
くもり空で、うす雲から一時、陽が差し込むのみ。
後の月と言われるぐらいきれいな「栗名月」は望み薄?。
こんな月が見られるはずなのに・・・
(月齢12.3、8/15)
この写真で、お月見にでもしましょう。
今宵十三夜へ曇りのち晴るゝ
          稲畑汀子

今日は出稽古の後、奈良の柳生地区へ行く用事がありました。
忍辱山の円成寺は、秋の行楽シーズンイン、
平日でも観光客で賑わいをみせておりました。
さらに大柳生を過ぎ、柳生阪原町周辺にさしかかると、
急に廻りが華やかになります。
田んぼや畑に咲く色とりどりのコスモス(秋桜)が、
山際まで植えられ、山里をやさしく包み込んでおり、
引き付けられました。

少しだけ時間を頂いてコスモスの華やかさにうっとり。
白砂川沿いにも植えられており、川に沿って歩くと
秋風が抜けていきます。
上流 下流側
山里ですので狭い範囲ですが、ほっとした時間を過ごし車へ。
こんな看板が目に入りました。『コスモス祭りin阪原町』
10月16日(日)だけですが、コスモス摘みはもとより
サツマイモ堀や農産物の販売、餅つき大会等・・・

一足早い秋を訪ねていただければ。

タンキリマメとアケビ

2016-10-12 09:35:40 | 季節の花々
秋風の吹上に立てる白菊は』の歌にある秋風に誘われて
秋の花や実で飾ってみたくなり、捜しに出かけました。
これは口実で、出不精な相方を気付かってのこと。
まずはアケビ、いつもの学校沿いの湯歩道
アレレー、整備され、刈り取られてしまっており残念!
しかたなく、団栗でも・・・と残された里山へと上ると
ここの遊歩道沿いもやはり、無残にも刈り取られた跡が。
一人では不用心ですが、相方もおり心強いですから
久しぶりに頂上までいきましょう。
柵の向こうから「セイタカアワダチソウ」に迎えられるも、
手が届きません。
代菊として萩の花の代用にも使われており、次の機会に。
 
次に赤い実が成っている蔓性の植物かと思えば・・・
赤い袋から黒い種がみえ、カメムシも、
家に持ち帰り、調べてみると『タンキリマメ、痰切豆』

さらに頭上の木に絡んだ蔓に『アケビ』が、
採れないなーと思っていると
相方が蔓を引っ張り、引き下げてくれ、手元へ
後は団栗がたくさん落ちていたのですが、
私がほしい鞘付きの真ん丸な団栗は、この山にはなく、
でもここまで来たのですから、引き返すのも・・・
頂上まで登ってみると、木々の隙間から生駒山が、
そして夕日に照らされたススキが風に揺らいでおりました。

『あきののの くさのたもとか はなすすき
      ほにいでてまねく そでとみゆらん』
          在原棟梁、古今和歌集巻4
訳)秋の野を服に例えれば、たもとに当たるのだろうか。
  花すすきよ。現れた穂が風に揺れている。
  たもとに当たるから、
  その様子が人を招く袖のように見えるのだろう。

家に戻り、床と玄関に飾らせてもらうと、
ススキが秋風で、人を招いてくれるでしょうか?。

 
玄関のしつらえ
  
アケビとタンキリマメも風情が
 
でも次のお稽古は金曜日になり、
ススキはまた採りにいかなくてはなりませんね。

タンキリマメ(痰切豆)にいたカメムシが判明し、
追記します。10月12日午後7時半
以前「土用藤(夏藤)」に留まっていたカメムシと同様に
『キスジホソヘリカメムシ』と思われます。