今日も明るい陽気の1日となりました。我が家のヒヤシンスがとうとう紫色の花をつけてくれました。嬉しいことです。これから少しずつ色々な花が咲くようになりますね。楽しみです。
昨夜、テレビ番組で「墓マイラー」が取り上げられていました。私も初めて知った言葉なのですが、作家や著名人のお墓をお参りする人のことなのだそう。番組に出演されていた方は、興味を持った著名人、例えばドストエフスキーやゴッホなどのお墓をお参りして、感謝の気持ちを伝えるために巡り歩いているのだとか。私の知らない世界に驚かされました。私たちと物故作家をつなぐものは作品であると考えていたので、まさかお墓でつながるとは考えもしなかったのです。
私の場合、企画展などの仕事に絡んで、物故作家のお墓にお参りにいくことはありません。お墓はプライベートな空間のような気がして、遺族のこともありますし、なかなか足が向きにくいのです。ただ、後輩と地元とゆかりのある江戸時代の人物のお墓を調査に行ったことはありました。江戸時代の墓には生前の実績が記されていることがままあり、それを確認してくるという仕事。もちろん、子孫の許可を得てのものでしたが、お墓を巡り歩くというのは不思議な感覚でした。まず、ドキドキするという感覚があり、それはちょっと怖いという部分と新しいことがわかるかもしれないという楽しみの部分が複雑に入り混じる心の動きです。お墓を丹念に調べていく後輩の姿に、研究者としてのたくましさを見たものでした。
世の中には色々な世界があるのですね。目からウロコの番組でした。
昨夜、テレビ番組で「墓マイラー」が取り上げられていました。私も初めて知った言葉なのですが、作家や著名人のお墓をお参りする人のことなのだそう。番組に出演されていた方は、興味を持った著名人、例えばドストエフスキーやゴッホなどのお墓をお参りして、感謝の気持ちを伝えるために巡り歩いているのだとか。私の知らない世界に驚かされました。私たちと物故作家をつなぐものは作品であると考えていたので、まさかお墓でつながるとは考えもしなかったのです。
私の場合、企画展などの仕事に絡んで、物故作家のお墓にお参りにいくことはありません。お墓はプライベートな空間のような気がして、遺族のこともありますし、なかなか足が向きにくいのです。ただ、後輩と地元とゆかりのある江戸時代の人物のお墓を調査に行ったことはありました。江戸時代の墓には生前の実績が記されていることがままあり、それを確認してくるという仕事。もちろん、子孫の許可を得てのものでしたが、お墓を巡り歩くというのは不思議な感覚でした。まず、ドキドキするという感覚があり、それはちょっと怖いという部分と新しいことがわかるかもしれないという楽しみの部分が複雑に入り混じる心の動きです。お墓を丹念に調べていく後輩の姿に、研究者としてのたくましさを見たものでした。
世の中には色々な世界があるのですね。目からウロコの番組でした。