山崎秀夫・近畿大学教授は、昨年8月から12月にかけて、江戸川の河口を中心に、東京湾の約40地点で水底に溜まったセシウムを調査している。
<例1>江戸川やや上流部(千葉県市川市)・・・・834Bq
<例2>旧江戸川下流・・・・940Bq
<例3>荒川河口・・・・846Bq
セシウムの多くは、まだ川の上流付近の川底に溜まっている。それが東京湾に流入していく。汚染のピークは1、2年後。陸上に降った総量に限りがあるので劇的に数値が上がることはないだろう。しかし、東京湾全域に広がる可能性がある。【山崎教授】
現時点では、河川の水からはセシウムは検出されていない(環境省の調査でも)。
魚、貝など海産物も、基準値を下回っている。
泥に混じったセシウムが粘土と強く結びつき、水中に溶け出していないため、と目される。
しかし、東京湾の泥中にあるセシウムが、いつプランクトンに移行するかは分からない。移行すれば、食物連鎖が起き、魚も汚染される。東京湾のきめ細かなモニタリングが欠かせない。【山崎教授】
以上、野村昌二(編集部)「ホットスポットの「名案」」(「AERA」2012年4月30日~5月7日号)に拠る。
【参考】「【震災】原発>東京湾に放射能汚泥が堆積中 ~海の汚染~」
「【震災】原発>無防備都市--東京を覆う放射能」
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<例1>江戸川やや上流部(千葉県市川市)・・・・834Bq
<例2>旧江戸川下流・・・・940Bq
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セシウムの多くは、まだ川の上流付近の川底に溜まっている。それが東京湾に流入していく。汚染のピークは1、2年後。陸上に降った総量に限りがあるので劇的に数値が上がることはないだろう。しかし、東京湾全域に広がる可能性がある。【山崎教授】
現時点では、河川の水からはセシウムは検出されていない(環境省の調査でも)。
魚、貝など海産物も、基準値を下回っている。
泥に混じったセシウムが粘土と強く結びつき、水中に溶け出していないため、と目される。
しかし、東京湾の泥中にあるセシウムが、いつプランクトンに移行するかは分からない。移行すれば、食物連鎖が起き、魚も汚染される。東京湾のきめ細かなモニタリングが欠かせない。【山崎教授】
以上、野村昌二(編集部)「ホットスポットの「名案」」(「AERA」2012年4月30日~5月7日号)に拠る。
【参考】「【震災】原発>東京湾に放射能汚泥が堆積中 ~海の汚染~」
「【震災】原発>無防備都市--東京を覆う放射能」
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