2010/12/23upわかる目次 |
映画・アイリスへの手紙 |
『アイリスへの手紙』は、
1989年アメリカ映画。
主演のロバート・デ・ニーロ、46歳の作品である。
これまた、名作である。
すばらしい。
僕が熱烈なデニーロファンであることを差っぴいても、
名作であることに間違いはない。
繊細な台詞。
絶妙な間。
デニーロとジェーン・フォンダのまなざしのやり取り。
ハッピーエンドだが
「世の中にこういうことだってあっていいのだ」
と納得できる自然な終わり方。
優れた映画を観るということは、
僕のような弱い人間にとっての「救い」である。
今、映画を一本だけ観ようと思っている人に
『アイリスへの手紙』を勧める。
ジェーン・フォンダだが、
ウィキペディアによると、実に多彩な人生を送っている。
読んだ内容が本当なら、彼女のような生き方が僕は大好きだ。
だが、苦労しただろうな。
あと、ベトナム戦争での一件では、
謝ることなどなかったと思う。
「1972年に北ベトナムを訪れた際、
飛来したアメリカ軍機を撃墜するために設けられた高射砲に座り、
北ベトナム軍のヘルメットをかぶりポーズをとったフォンダは
「祖国への裏切り行為で自分の判断の誤りだった」
と釈明した」
明らかにあの時、アメリカは間違ったのだ。
2008-07-05 20:46